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釣り・施設ガイド16分で読める

下津ピアーランド(和歌山県海南市)|料金表には筏もあるが、今釣れるのは桟橋だけ。大人1,400円で1日

釣り場ガイド

料金表と園内図には筏も載っていますが、今釣りができるのは、沖へ延びる桟橋だけです(海南市の施設)。公式の新着情報は、毎日の欄(2026年9月27日〜10月13日に確認)にこう書いています。

筏は当面、設置する予定はありません。

桟橋の料金は大人1,400円・子供700円で、1日分です。10月は、公式の魚種カレンダーで、アジ・タチウオ・アオリイカ・チヌ・グレ・カワハギ・スズキなどに大きい印が付いています。 アジは、釣果情報でサビキの例も確かめられた魚です(表は下の、いつ何が釣れるかの節)。

家族で過ごすなら

  • 昼ごはんは、お弁当(幕の内・からあげ・のり・しゃけ)を頼めます。 8時までに注文すると、出来立てを10時30分までに届けてくれます。毎週水曜日と木曜日は、お弁当は休みです(出典: 利用案内・新着情報)
  • 有料のシャワーがあります。 料金は下の表にまとめています(出典: 利用案内)
  • 釣りをしない家族は、見学の入場料で入れます(出典: 利用案内)

行く前に確かめる事

天気と水の様子

出かける前に、気象庁の警報・注意報のページで、和歌山県海南市に波浪注意報や強風注意報が出ていないかを見てください。注意報が出ている日に開くかどうかは、施設が決めます。施設が休みにする時の決まりは、「営業時間と休み」の節に書いています。

当日の流れの例(家族で桟橋に行く場合)

公式サイトと市の条例にある時間と手順だけで組んだ例です。

トイレ・洗い場・休憩所の場所は、公式の園内図にも公式サイトの本文にも載っていません。 園内図に写真付きで載っているのは、駐車場・管理事務所・釣り桟橋などと、海の中の魚礁の位置だけです。着いたら、管理事務所でトイレと手を洗える場所を先に聞いておくと、子ども連れでも動きやすくなります。

  1. 着く: 開園は季節で変わります(4・5・9・10月は5:00、6〜8月は5:00、11〜3月は6:00)。駐車場から釣り場までの荷物の運び方・階段やスロープの有無は、公式サイトに書かれていません。公式の園内図では、陸側に駐車場と管理事務所があり、そこから釣り桟橋が沖へ延びています
  2. 開園を待つ: 開園のときは、先頭に並んだ人から順に番号札が配られます。走ったり、前の人を追い抜いたりすると最後尾に回されます
  3. 受付で払う: 市の条例では、利用料金は前もって払う決まりです(桟橋は大人1,400円・子供700円)。電子マネーとクレジットカードは使えません(公式の新着情報)
  4. 借りる: 竿とライフジャケットの貸し出しがあることは公式の写真で分かります。値段・返し方・子ども用の大きさは公式に無いので、受付で聞いてください
  5. 釣り座を取る: 釣り場は自分の分だけ取り、2か所以上は取りません。竿は1人2本までです
  6. 片付ける: ゴミは決められたゴミ箱に、分別して捨てます(公式の注意事項)。手や道具を洗う場所は、公式の園内図にも本文にも書かれていません(着いたときに管理事務所で聞いた場所を使います)
  7. 帰る: 料金は1日分なので、時間の区切りはありません。閉園は季節で17:00〜19:00です

桟橋の様子

公式の園内図の写真では、金属の床の長い桟橋で、手すりが写っています。 海の上なので、子どもにはライフジャケットを着せてください。

貸し出しと売店で、公式で分かることと分からないこと

  • 公式にある: 竿とライフジャケットの貸し出し(「貸し出し」欄の写真)、仕掛け・冷凍のエサ・カップ麺・お菓子の販売(「店内販売」欄の写真)。写真は2023年1月のものです
  • 公式に無い=受付で聞く: 貸し出しと販売の値段、借りた物の返し方、子ども用のライフジャケットの大きさがあるか(電話 073-494-0940)(出典: 下津ピアーランド(公式))

いつ、何が釣れるか

公式サイトの「魚種カレンダー」は、月ごとに魚の印を付けた表です(カレンダーにない魚も釣れる、とも書かれています)。印には大きいものと小さいものがありますが、違いの説明はありません。大きい印の付いている月を抜き出すと、次のとおりです。

魚 大きい印の月
アジ 3月〜11月
チヌ 3月〜12月
グレ 5月〜12月
カワハギ 4月〜11月
スズキ 1年中
タチウオ 8月〜10月
アオリイカ 7月〜11月

ほかに、マダイ・ヒラメ・ハマチ・メジロ・ウマヅラハギ・ツバス・サゴシ・シオ・アコウ・カマスが載っています。

アオリイカを狙うなら、ヤエン釣りはできません。 公式の新着情報の毎日の欄に、ヤエン釣りは禁止と書かれています。

公式の釣果情報で、エサの欄にサビキと書かれた例を確かめました。 カレンダーの魚では、たとえば2026年10月12日のアジとカマス(カマスサビキとサビキ)があります(仕掛けの名前だけで、釣り方の説明はありません)。

サビキ釣りが初めてなら、仕掛けとエサの準備から片付けまでの流れを初めてのサビキ釣り(家族向け)にまとめています。

休みの日

決まった休園日は毎月第2水曜日です(祝日なら開いています)。週1回の定休ではありません。ほかに、年末年始(12月27日〜1月1日)も休みです。

この施設で釣りができるか

できます。 正式な名前は「海南市つり公園シモツピアーランド」で、海南市の条例(平成17年 条例第204号)で設置された市の施設です。公式サイトでは、その日の釣果・水温・潮が毎日更新されています(釣果の更新は、2026年10月13日に、10月13日の分まで確認)。

料金

区分 大人 子供(小学生・中学生)
釣り料金(桟橋) 1,400円 700円
入場料(見学者) 310円 110円
シャワー(1回) 310円 220円
  • 利用料は、シャワーのほかはすべて1日(終日)の料金です

  • 電子マネーとクレジットカードは使えません(公式の新着情報の毎日の欄)

  • 桟橋の回数券は1組11枚で14,000円です

  • 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を持っている人は利用料金が免除です。介助する人も、障がいのある人1人につき1人まで免除です

  • 今の料金は令和6年4月1日からです(桟橋の大人は1,100円から1,400円に上がりました)

年齢の区分は、資料によって書き方が違います。

資料 大人 子供
市の条例の別表 16歳以上 小人(6歳〜15歳)
公式サイト・市の施設紹介 大人 小学生・中学生

たとえば高校1年生の15歳や、小学校に入る前の6歳の子は、どちらの資料で見るかで区分が変わります。年齢と学年がずれる人は、行く前に施設へ聞いてください。

営業時間と休み

期間 時間
4月・5月・9月・10月 5:00〜18:00
6月・7月・8月 5:00〜19:00
11月〜3月 6:00〜17:00
  • 休園日は毎月第2水曜日(祝日は除く)と、年末年始の12月27日〜1月1日です
  • 台風のときや、波浪の警報・注意報が出ているときも休園です
  • 気象警報が出た時点で閉園する、とも公式サイトに書かれています

釣りの決まり

竿は1人2本までです。

ルアーや投げ釣りは禁止されていません。 公式サイトの注意事項は、投げ釣り・ルアー釣り・エギングなどは危険なので、周りをよく確かめてから投げるよう書いています。

  • 12歳未満は、保護者の同伴か引率者がいないと入れません
  • ペット類と危険物は持ち込めません
  • 園内では火気が使えません
  • 決められた場所の外では釣りをしません
  • 酔っている人は入れません

和歌山県の規則と、クロマグロが掛かったときの決まりは、記事の最後の2つの節(出典の手前)にまとめています。

手ぶらで行けるか

竿とライフジャケットの貸し出しと、仕掛け・冷凍のエサの販売があることは、公式の写真で分かります。値段・返し方・子ども用の大きさは公式に無いので、受付(電話)で聞いてください(上の、桟橋の様子の節と同じです)。

行き方

公式サイトと海南市のページは、所要時間をこう書いています。

  • 車: 大阪市内から近畿自動車道・阪和自動車道を経て約1時間30分。和歌山市内から国道42号線を経て約30分(42号線の黒田交差点を右に曲がります)。奈良市から国道24号線を経て約2時間
  • 電車: JR阪和線の大阪天王寺駅から約1時間20分。JR加茂郷駅で降りて、車で約10分
  • 高速道路のどのICから何分かは、公式のページに書かれていません

住所は和歌山県海南市下津町丸田1204-20です(出典: 下津ピアーランド(公式))。

公式の園内図では、陸側に駐車場と管理事務所があり、そこから釣り桟橋が沖へ延びています。

  • 駐車場の台数と料金は、公式サイトに書かれていません
  • トイレ・洗い場・休憩所の場所も、公式の園内図と公式サイトには書かれていません。 シャワーは料金表にあります(大人310円・子供220円)
  • 行く前に、電話(073-494-0940)で確かめてください(出典: 下津ピアーランド(公式))

まだ確認できていないこと

  • 今の指定管理者の名前
  • 貸し出しと販売の値段、借りた物の返し方、子ども用のライフジャケットの大きさ(貸し出しと販売があることは公式の写真で分かる)
  • 年齢と学年がずれる人(15歳の高校生・6歳の未就学児など)の料金の区分(条例と公式サイトで書き方が違う)
  • 施設の周りの漁業権の区域

注意しておきたい点

  • 決まった休園日は毎月第2水曜日(祝日は除く)。ほかに12月27日〜1月1日
  • 竿は1人2本まで
  • ルアー・投げ釣りは周りを確かめてから
  • 12歳未満は保護者か引率者と一緒に
  • 桟橋は海の上です。体に合ったライフジャケットを着て、子どもから目を離さないでください(ライフジャケットの貸し出しは公式の写真にあります。子ども用の大きさは受付で聞いてください)
  • 開園時は番号札の順。走らない、追い抜かない
  • なまこは4月1日〜7月31日は採れません(あわび・なまこは期間を問わず漁業法第132条に注意)

和歌山県の規則で効くこと

ここは海面の釣り場なので、和歌山県漁業調整規則(令和2年11月24日 規則第63号/改正 令和7年4月22日 規則第43号)が効きます。家族の釣りで気をつけたいのは次のとおりです。

  • 遊漁で使える漁具と漁法は第43条で決まっています。竿釣りと手釣りは、その中に入っています
  • うなぎは全長30センチメートル以下、ぶり(もじゃこ)は全長15センチメートル以下を採ってはいけません(第35条)
  • なまこは4月1日から7月31日まで採ってはいけません(第34条)。あわび・なまこは、漁業法第132条により、漁業権や漁業許可なしに採ると罰せられることがあります

クロマグロを釣ってしまったときのルール(2026年4月の改正まで反映)

ここはこの施設に限った話ではなく、海で釣りをする人 全員に効く決まりです。水産庁は、船からの釣りも、堤防を含む陸からの釣りも対象だと案内しています。根拠は漁業法第121条第1項に基づく広域漁業調整委員会の指示です。

水産庁 瀬戸内海漁業調整事務所の管轄区域の図では、紀伊水道は「瀬戸内海の海面(青色部分)」に入っています。瀬戸内海の委員会の指示は第48号(有効期間は令和7年4月1日から令和9年3月31日まで)で、第51号と第53号で改正されています。改正はどちらも令和8年4月1日から施行です。届出の決まりは、別の第50号にあります。この記事は第53号まで当たった内容です。

小型魚(30kg未満)は採ってはいけません

遊漁者は、瀬戸内海においてくろまぐろ(小型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(小型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。

「小型魚」は30キログラム未満のクロマグロです。水産庁のQ&Aでは、すぐに放すつもりでも、小型魚を遊漁で採ることは禁止とされています。釣れてしまったら直ちに海へ戻します。

大型魚(30kg以上)は、2か月ごとに1人1尾まで

遊漁者は、瀬戸内海において採捕したくろまぐろ(大型魚)を、次に掲げる期間ごとに、一人一尾を超えて保持してはならない。

期間は、4月と5月・6月と7月・8月と9月・10月と11月・12月と1月・2月と3月の6つです。その期間の中ですでに1尾を保持した人は、別の大型魚が釣れたら直ちに海へ戻します。 今その魚を手元に持っているかどうかではありません。

採捕禁止の期間は、狙うこと自体ができません

採れた量が上限を超えそうになると、委員会の会長が期間を決めて大型魚の採捕禁止を公示します。水産庁はこう案内しています。

採捕禁止期間中はくろまぐろを狙ってのキャッチ&リリースを前提とした釣りも禁止

ほかの魚を狙っていてクロマグロが掛かったときは、直ちに放します。今が採捕禁止の期間かどうかは、水産庁の「クロマグロ遊漁の部屋」で確かめてください(出典にリンクがあります)。

大型魚を狙うなら、最初に狙う日の1営業日前までに届出

第50号では、令和8年4月1日から令和9年3月31日までに大型魚を採ろうとする釣り人は、その期間で最初に大型魚を採ろうとする日の1営業日前までに、委員会へ届け出ます。

○届出は年に1度だけで良く、釣りに行く度に届出をしていただく必要はありません。

届出をしていない人は、大型魚を採ってはいけません。 第50号はこう書いています(「1の届出」は、第50号の「二 届出」の1で決められている遊漁者の届出のことです)。

1の届出を行っていない遊漁者は、くろまぐろ(大型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(大型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。

大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に報告

大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に委員会へ報告します。報告する事項は8つで、8つ目に届出番号が入っています。尾さ長が分かる写真と、運転免許証など氏名と住所を証する書類の写しも一緒に出します。放流した魚には、報告の義務はありません(水産庁のQ&A)。

出典

マナーとお願い

釣り場周辺の漁港・港湾施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。

朝は番号札の順に、歩いて釣り場へ行きます。投げる前に一度、後ろと横を振り返ってください。

この記事について

この記事は、YASAKA CAMP運営者(キャンプ・渓流釣り歴のある個人運営者)が、施設の公式情報・公的資料をもとに執筆しています。掲載情報の誤りはお問い合わせからご連絡ください。