狙うのはチヌ(黒鯛)です。 公式の釣り場ブログ(2026年10月4日)は、9月のチヌ類は1人平均2.5尾で、大きさは主に20〜30cm台、40cmを超えるものも時々揚がったと書いています。同じ月にアジは25cm前後が片手から両手ほど、アイゴも釣れています。
筏は、陸と地続きに置かれています。 カキの養殖筏に面した、田辺湾の奥の静かな場所にあり、営業時間の間使えます(公式の釣り場紹介)。
釣具やエサの貸し出し・販売の案内は、公式のページにありません。 道具は持っていくつもりで、エサは電話で聞いてください。
家族で過ごすなら
- 船に乗らずに、陸から歩いて筏に渡れます(出典: 新庄漁業協同組合 鳥の巣釣り場)
- 雨の日や日差しの強い日は、屋根付きの屋形の下で釣れます(同上)
何が釣れるか
メインは黒鯛(チヌ)で、ほかにアイゴ・アオリイカ・アジ・グレ・コロダイ・イシダイ(サンバソウ)・回遊魚などが、季節で釣れると公式は書いています。釣果情報には、2026年10月13日分まで出ていて、その日はアイゴ・チヌ・マダイなどが挙がっています。釣果情報には、釣り方やエサは書かれていません。
着いてから帰るまで
公式に書かれていることをつなぐと、次の流れになります。予約や問い合わせの電話は0739-24-2761です(出典: 新庄漁業協同組合 鳥の巣釣り場(公式トップ))。
- 行く前に電話する: エサを売っているかと値段、竿を借りられるか、駐車場とトイレの場所、魚を触った後に手を洗える場所、陸から筏へ渡る道の様子と筏に柵があるかを聞きます(どれも公式のページに書かれていません)
- 着いたら入場料を払う: 6:00から入れます(冬は6:30から)。受付の場所は公式に書かれていません
- 筏に渡る: 筏はカキの養殖筏に面しています
- 筏の上でチヌなどを狙う: 公式の釣果情報は、日付ごとに、釣った人と番号、魚と数を載せています。行く前に見ておくと、その時期に何が釣れているかが分かります
- アイゴが釣れたら: 毒のある棘があるので、下の節のとおり、ヒレに手が触れないように針を外します
- 釣れた魚をしまう: 持ち帰れるか、さばいてもらえるかは、公式に書かれていません。持ち帰るつもりなら、クーラーボックスと氷、魚を入れる袋を持っていきます
- 16:00までに上がる
持っていく物: 竿・仕掛け・エサ(電話で確かめてから)・クーラーボックスと氷・魚を入れる袋・ライフジャケット・飲み物。
アイゴには毒の棘がある
この釣り場でよく挙がるアイゴは、毒のある棘を持つ魚です。 海上保安庁の「危険な生物について」は、アイゴについてこう書いています。
背ビレや腹ビレ、尻ビレに毒のある棘があります。
釣れたら、ヒレの棘に手が触れないようにして針を外してください。扱い方が分からないときは、無理に触らず、漁協の人に聞いてください。
行く前に確かめる事
天気と水の様子
出かける前に、気象庁の警報・注意報のページで、和歌山県田辺市に波浪注意報や強風注意報が出ていないかを見てください。注意報が出ている日に開くかどうかは、施設が決めます。
料金(家族の例つき)
| 区分 | 入場料 |
|---|---|
| 大人男性(満15歳以上) | 2,500円 |
| 女性・満14歳以下の男性 | 1,500円 |
| 釣りエサ(オキアミ・アミエビなど) | 問い合わせ |
父親と母親と小学生の男の子1人なら、2,500円+1,500円+1,500円=5,500円です。子どもの料金は、女の子も男の子も1,500円です。今の料金は令和元年10月1日からです。
- 何歳から料金がかかるか、見学だけの人も入場料がかかるかは、公式のページに書かれていません
営業時間と休み
- 営業時間は6:00〜16:00です
- 冬は6:30からで、その時期を、公式は釣り場紹介で「11月1日~翌年2月末日」、ページの下の欄で「12月1日~翌年2月末日」と書いていて、そろっていません。11月に行くなら電話で確かめてください
- 年末年始(12月31日〜1月3日)は休みです
- 定休日は、公式のページに書かれていません
行き方
住所は和歌山県田辺市新庄町3883番地です。電車・車での行き方と所要時間は、公式のページに書かれていません。行く前に電話で道順を聞いてください(出典: 新庄漁業協同組合 鳥の巣釣り場(公式トップ))。
まだ確認できていないこと
- 竿・エサの貸し出しと販売、エサの値段
- 定休日と、冬の営業時間が11月から始まるか12月からか
- 駐車場・トイレ・受付の場所
- 釣った魚を持ち帰れるか、さばいてもらえるか
- 竿の本数や釣り方の決まり
- ライフジャケットの決まりと貸し出し
- 陸から筏へ渡る道の様子と、筏に柵があるか
注意しておきたい点
- メインはチヌで、ほかの魚も季節で釣れる
- 大人男性2,500円、女性と14歳以下の男性1,500円
- 道具とエサは持っていくつもりで。エサは電話で確かめる
- アイゴの棘に触らない
- 海の上の筏なので、子どもには体に合ったライフジャケットを着せてください。陸から筏へ渡る道の様子と、筏に柵があるかは、公式のページに書かれていません。子どもと行くなら、電話で聞いてください
和歌山県の規則で効くこと
ここは海面の釣り場なので、和歌山県漁業調整規則(令和2年11月24日 規則第63号/改正 令和7年4月22日 規則第43号)が効きます。この筏で家族が釣るときに関わるのは、次の2つです。
| 決まり | 中身 |
|---|---|
| 使える釣り方(第43条) | 竿釣りと手釣りは、遊漁で使える漁法に入っている |
| 大きさ(第35条) | うなぎは全長30cm以下、ぶり(もじゃこ)は全長15cm以下を採ってはいけない |
ほかの禁止期間や漁法の決まりは、出典の規則の本文で確かめてください。
クロマグロを釣ってしまったときのルール(2026年4月の改正まで反映)
この節は、クロマグロを釣ったときの届出と報告の決まりです。チヌやアジを釣るだけなら、飛ばして構いません。
ここはこの施設に限った話ではなく、海で釣りをする人 全員に効く決まりです。水産庁は、船からの釣りも、堤防を含む陸からの釣りも対象だと案内しています。根拠は漁業法第121条第1項に基づく広域漁業調整委員会の指示です。
漁業法施行令の海域の区分では、田辺湾(和歌山県田辺市)は太平洋にあたります。太平洋の委員会の指示は第49号(有効期間は令和7年4月1日から令和9年3月31日まで)で、第52号と第54号で改正されています。改正はどちらも令和8年4月1日から施行です。届出の決まりは、別の第51号にあります。この記事は2026年4月1日施行の改正まで当たった内容です。
小型魚(30kg未満)は採ってはいけません
遊漁者は、太平洋においてくろまぐろ(小型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(小型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。
「小型魚」は30キログラム未満のクロマグロです。水産庁のQ&Aでは、すぐに放すつもりでも、小型魚を遊漁で採ることは禁止とされています。釣れてしまったら直ちに海へ戻します。
大型魚(30kg以上)は、2か月ごとに1人1尾まで
遊漁者は、太平洋において採捕したくろまぐろ(大型魚)を、次に掲げる期間ごとに、一人一尾を超えて保持してはならない。
期間は、4月と5月・6月と7月・8月と9月・10月と11月・12月と1月・2月と3月の6つです。その期間の中ですでに1尾を保持した人は、別の大型魚が釣れたら直ちに海へ戻します。 今その魚を手元に持っているかどうかではありません。
採捕禁止の期間は、狙うこと自体ができません
採れた量が上限を超えそうになると、委員会の会長が期間を決めて大型魚の採捕禁止を公示します。水産庁はこう案内しています。
採捕禁止期間中はくろまぐろを狙ってのキャッチ&リリースを前提とした釣りも禁止
ほかの魚を狙っていてクロマグロが掛かったときは、直ちに放します。今が採捕禁止の期間かどうかは、水産庁の「クロマグロ遊漁の部屋」で確かめてください(出典にリンクがあります)。
大型魚を狙うなら、最初に狙う日の1営業日前までに届出
第51号では、令和8年4月1日から令和9年3月31日までに大型魚を採ろうとする釣り人は、その期間で最初に大型魚を採ろうとする日の1営業日前までに、委員会へ届け出ます。
○届出は年に1度だけで良く、釣りに行く度に届出をしていただく必要はありません。
届出をしていない人は、大型魚を採ってはいけません。 第51号はこう書いています(「1の届出」は、第51号の「二 届出」の1で決められている遊漁者の届出のことです)。
1の届出を行っていない遊漁者は、くろまぐろ(大型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(大型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。
大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に報告
大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に委員会へ報告します。報告する事項は8つで、8つ目に届出番号が入っています。尾さ長が分かる写真と、運転免許証など氏名と住所を証する書類の写しも一緒に出します。放流した魚には、報告の義務はありません(水産庁のQ&A)。
出典
- 新庄漁業協同組合 鳥の巣釣り場(公式トップ) — 釣り場紹介(地続きの筏・屋根付きの屋形)・対象魚・営業時間・入場料金・釣りエサ・住所・電話・年末年始の休業・釣果情報(取得した日は、2026年10月9日〜10月13日分が出ていた)。取得日 2026-10-13
- 新庄漁業協同組合「釣場入場料金改定(値上げ)のお知らせ」 — 令和元年10月1日からの入場料(大人男性 満15歳以上2,500円・女性および満14歳以下の男性1,500円)。取得日 2026-10-13
- 新庄漁業協同組合「鳥の巣釣り場通信(2026‐17)」 — 9月のチヌ類・アジ類・アイゴの釣れ具合と水温。2026年10月4日の記事(公式トップの一覧では、同じ題の記事が2026年9月17日にもあります)。取得日 2026-10-13(記事の本文は、同じサイトの記事の番号 8618 の公開データで確かめた)
- 海上保安庁「危険な生物について」(ウォーターセーフティガイド 釣り) — アイゴは背ビレ・腹ビレ・尻ビレに毒のある棘がある。取得日 2026-10-13
- 和歌山県漁業調整規則(和歌山県例規集) — 第34条・第35条・第36条第1項・第43条。令和7年4月22日 規則第43号による改正まで。取得日 2026-10-02
- 太平洋広域漁業調整委員会指示 第49号(PDF)/第52号による改正(PDF)/第54号による改正後(PDF) — 小型魚の採捕禁止・大型魚の6期間ごと1人1尾・報告の8事項(届出番号を含む)・有効期間。改正はどちらも令和8年4月1日施行。取得日 2026-10-04
- 太平洋広域漁業調整委員会指示 第51号(PDF) — 大型魚の届出(最初に採ろうとする日の1営業日前まで)・1の届出をしていない人は採捕できず、意図せず採ったら直ちに放流・管理期間(令和8年4月1日〜令和9年3月31日)。取得日 2026-10-04
- 水産庁 資料「広域漁業調整委員会について」(PDF) — 漁業法施行令の「広域漁業調整委員会を置く海域」の表(和歌山県紀伊日ノ御埼灯台から蒲生田岬灯台に至る直線)。取得日 2026-10-04
- 水産庁「届出制の導入・届出の方法について」 — 令和8年4月から届出制・届出は年に1度。取得日 2026-10-13
- 水産庁「クロマグロ遊漁の部屋」 — 船釣りも陸(堤防等を含む)からの釣りも対象・採捕禁止期間中は狙ったキャッチ&リリースも禁止・その時点の採捕可能/禁止の状況。取得日 2026-10-13
- 水産庁「クロマグロ遊漁の採捕規制に関するQ&A」 — 小型魚はキャッチ&リリース前提でも採捕禁止(Q6)・リリースした個体に報告義務なし(Q7)。取得日 2026-10-13
- 水産庁「採捕報告の方法について」 — 報告は陸揚げ後1日以内に採捕者本人が行う。取得日 2026-10-13
- 気象庁「警報・注意報」 — 市町村ごとの警報・注意報。取得日 2026-10-22
マナーとお願い
釣り場周辺の漁港・港湾施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。
船に乗らずに渡れる筏で、チヌなどを狙えます。行く前に一本、電話でエサと道具を確かめてください。