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和歌山北港海つり公園(和歌山市)|2026年4月に再開。誓約書と電子決済が要り、先着60名。サビキはできない

釣り場ガイド

2018年の台風21号の被害で長く休んでいた海釣り公園が、2026年4月1日に再開しました。 公式のお知らせ(2026年4月1日)はこう書いています。

2026年4月1日より営業再開することとなりました。

同じお知らせには、園の様子が以前とは違う所もある、とあります。再開後は、行く前にそろえる物と、できない釣りがはっきり決まっています。

  • 誓約書を書いて持っていく(持っていないと入れません)
  • 入園料は電子決済だけ(クレジットカードと、一部のQRコード決済)。現金では入れません
  • 先着60名まで。再入園はできません
  • 釣具・ライフジャケットの貸し出し、売店、自動販売機、手洗いの設備はありません
  • 高さ1.2mの転落防止壁があり、真下の海面が見えないので、サビキ釣りや落とし込みなどはできません

初めての子どもに向くか

サビキ釣りができず、竿やライフジャケットの貸し出しも売店もないので、初めて釣りをする子どもには向きません。 公式は、壁で真下の海面が見えないので、サビキ釣りや落とし込みなどのちょい投げ釣りはできないと書いています。玉網を使うのも、バッカンで水を汲むのもやりにくいとしています。どんな釣り方なら釣れるか、どんな魚が釣れるかは、公式のページに書かれていません。

道具をそろえて、自分たちで釣り方を決められる家族向けの釣り場です。子どもが初めてなら、竿の貸し出しやサビキのできる釣り公園を先に選ぶ方が始めやすくなります。

行く前にそろえる物

  1. 誓約書: 公式サイトから誓約書(PDFかEXCEL)をダウンロードし、入園日・代表者の名前・連絡先・同行者の数を書いて、当日持っていきます
  2. 電子決済の手段: クレジットカードか、使えるQRコード決済。見学だけでも入園料がかかります
  3. 釣具とエサ: 貸し出しも売店もないので、竿・仕掛け・エサ・針外しやハサミまで、全部持っていきます
  4. ライフジャケット: 公式は着用を勧めています。貸し出しはありません
  5. 飲み物と食べ物: 売店も自動販売機もありません。手洗いの設備もないので、手を拭く物も持っていきます
  6. 持ち帰るなら、魚を入れる袋とクーラーボックス・氷: 施設が決めた持ち物ではありませんが、売店が無いので氷も現地で買えません。農林水産省は、アウトドアではクーラーボックスを使い、氷や保冷剤をたっぷり使ってしっかり冷やすこと、釣った魚はビニール袋に入れてから保管することを勧めています

着いてから入場まで

  1. 誓約書を印刷して書く: 誓約書(PDF)を印刷し、入園日・代表者の名前・連絡先(携帯番号)・同行者の数(大人・小人・身体障害者・介護人)を書きます。EXCEL版もあります(公式の「施設について」のページ)
  2. 着いたら、入退場ゲートで係員に誓約書を見せる: 持っていないと入れません
  3. 入園料を電子決済で払う: クレジットカードか、使えるQRコード決済。現金では入れません
  4. 釣り場へ: 先着60名までで、超えると入れません。いったん出ると、もう一度は入れません

電話で聞くこと(073-451-2866)

公式のページで分からなかったことを、1か所にまとめました。

  1. 開園時間(概要の9:00〜15:00と、ページ上部の5時30分〜20時30分のどちらか)
  2. 使えるQRコード決済の種類
  3. 駐車場の台数
  4. 釣れている魚と、壁があっても釣りやすい釣り方

家族でいくらか

大人2人と高校生1人と小学生1人の場合の例:

項目 金額
18歳以上: 1,000円×2人 2,000円
18歳未満(小学生以下を除く): 500円×1人 500円
小学生以下 無料
合計 2,500円

駐車場は無料です。18歳未満は、18歳以上の人と一緒でないと入れません。

開いている日と時間

  • 2026年10月の開園日のカレンダーでは、土曜日・日曜日・祝日と10月2日(金)が閉園日です(2026年10月4日に公式トップのカレンダーを画面で確認)。平日に行く釣り場です
  • 開園時間は、公式トップの概要では9:00〜15:00です。ただし、同じページの上の欄には「只今の期間の開園時間」として5時30分〜20時30分と出ていて、書き方がそろっていません。行く前に電話(073-451-2866)で確かめてください
  • 天気などで、急に閉園したり、途中で閉園したり、開園を遅らせたりすることがあります

料金

区分 入園料(1人1回)
18歳以上 1,000円
18歳未満(小学生以下を除く) 500円
小学生以下 無料
身体障害者・介護人(付き添い2名まで) 無料(障害者手帳か療育手帳を見せる)
  • 駐車場は、自動車も単車も無料です
  • 入園料は電子決済だけです。現金では入れません

釣りの決まり

釣り場は、番号の付いた2か所(公式の施設概要の1番と2番)です。トイレは2棟あります。

  • 竿は1人2本まで
  • 竿釣りと手釣りのほかの方法で、魚などを採ってはいけません(施設利用約款 第6条)
  • 決められた釣り場所の外では釣りません。他人に危害を及ぼすような投げ釣りも禁止です
  • 転落防止壁の近くに、脚立や踏み台を置いてはいけません
  • 園内では喫煙・飲酒・火気が使えません。ペットは連れて入れません
  • 玉網を使うのや、バッカンで水を汲むのも、壁があってやりにくいと公式は書いています
  • ゴミは持ち帰ります

行き方

住所は和歌山県和歌山市湊1850番地です。公式トップに位置図と入退場ゲートの案内があります。電車・バスでの行き方と、ICから何分かは、公式のページに書かれていません。

まだ確認できていないこと

  • 開園時間(概要の9:00〜15:00と、上の欄の5時30分〜20時30分のどちらか)
  • 11月以降の開園日(カレンダーは月ごとに公式トップで見られます)
  • 使えるQRコード決済の種類
  • 駐車場の台数

注意しておきたい点

  • 誓約書を持っていかないと入れない
  • 現金では入れない(電子決済だけ)
  • 先着60名・再入園なし
  • 2026年10月は土日祝が閉園日
  • サビキ釣りはできない。釣具・ライフジャケットの貸し出しも売店もない
  • 18歳未満は18歳以上の人と一緒に

和歌山県の規則で効くこと

ここは海面の釣り場なので、和歌山県漁業調整規則(令和2年11月24日 規則第63号/改正 令和7年4月22日 規則第43号)が効きます。家族の釣りで気をつけたいのは次のとおりです。

  • 遊漁で使える漁具と漁法は第43条で決まっています。竿釣りと手釣りは、その中に入っています
  • うなぎは全長30センチメートル以下、ぶり(もじゃこ)は全長15センチメートル以下を採ってはいけません(第35条)
  • なまこは4月1日から7月31日まで採ってはいけません(第34条)。あわび・なまこは、漁業法第132条により、漁業権や漁業許可なしに採ると罰せられることがあります

クロマグロを釣ってしまったときのルール(2026年4月の改正まで反映)

ここはこの施設に限った話ではなく、海で釣りをする人 全員に効く決まりです。水産庁は、船からの釣りも、堤防を含む陸からの釣りも対象だと案内しています。根拠は漁業法第121条第1項に基づく広域漁業調整委員会の指示です。

漁業法施行令の海域の区分では、和歌山北港(和歌山市)は瀬戸内海にあたります。瀬戸内海の委員会の指示は第48号(有効期間は令和7年4月1日から令和9年3月31日まで)で、第51号と第53号で改正されています。改正はどちらも令和8年4月1日から施行です。届出の決まりは、別の第50号にあります。この記事は2026年4月1日施行の改正まで当たった内容です。

小型魚(30kg未満)は採ってはいけません

遊漁者は、瀬戸内海においてくろまぐろ(小型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(小型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。

「小型魚」は30キログラム未満のクロマグロです。水産庁のQ&Aでは、すぐに放すつもりでも、小型魚を遊漁で採ることは禁止とされています。釣れてしまったら直ちに海へ戻します。

大型魚(30kg以上)は、2か月ごとに1人1尾まで

遊漁者は、瀬戸内海において採捕したくろまぐろ(大型魚)を、次に掲げる期間ごとに、一人一尾を超えて保持してはならない。

期間は、4月と5月・6月と7月・8月と9月・10月と11月・12月と1月・2月と3月の6つです。その期間の中ですでに1尾を保持した人は、別の大型魚が釣れたら直ちに海へ戻します。 今その魚を手元に持っているかどうかではありません。

採捕禁止の期間は、狙うこと自体ができません

採れた量が上限を超えそうになると、委員会の会長が期間を決めて大型魚の採捕禁止を公示します。水産庁はこう案内しています。

採捕禁止期間中はくろまぐろを狙ってのキャッチ&リリースを前提とした釣りも禁止

ほかの魚を狙っていてクロマグロが掛かったときは、直ちに放します。今が採捕禁止の期間かどうかは、水産庁の「クロマグロ遊漁の部屋」で確かめてください(出典にリンクがあります)。

大型魚を狙うなら、最初に狙う日の1営業日前までに届出

第50号では、令和8年4月1日から令和9年3月31日までに大型魚を採ろうとする釣り人は、その期間で最初に大型魚を採ろうとする日の1営業日前までに、委員会へ届け出ます。

○届出は年に1度だけで良く、釣りに行く度に届出をしていただく必要はありません。

届出をしていない人は、大型魚を採ってはいけません。 第50号はこう書いています(「1の届出」は、第50号の「二 届出」の1で決められている遊漁者の届出のことです)。

1の届出を行っていない遊漁者は、くろまぐろ(大型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(大型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。

大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に報告

大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に委員会へ報告します。報告する事項は8つで、8つ目に届出番号が入っています。尾さ長が分かる写真と、運転免許証など氏名と住所を証する書類の写しも一緒に出します。放流した魚には、報告の義務はありません(水産庁のQ&A)。

出典

マナーとお願い

釣り場周辺の漁港・港湾施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。

誓約書を書いて、カードを持って、平日に。 釣具は全部、自分で持っていきます。

関連: _index_コラム/E-831_下津ピアーランド

この記事について

この記事は、YASAKA CAMP運営者(キャンプ・渓流釣り歴のある個人運営者)が、施設の公式情報・公的資料をもとに執筆しています。掲載情報の誤りはお問い合わせからご連絡ください。