陸の堤防ではなく、福良沖に浮かぶ大きな浮体(メガフロート)の上で釣る、市の海釣り公園です。 正式な名前は「南あわじ市浮体式多目的公園」で、市のページはこう紹介しています。
福良沖に浮かぶ海釣り公園です。季節を問わず様々な魚を釣ることができます。
家族で過ごすなら
- 竿を持っていない家族は、貸し出しの竿を使え、エサはその場で買えます(出典: 南あわじ市「海釣り公園メガフロート」)
- 釣りをしない家族は、入園料で一緒に入れます(出典: 同じページ)
- 鳴門大橋を眺めながら釣りを楽しめます(出典: 同じページ)
行く前に確かめる事
天気と水の様子
出かける前に、気象庁の警報・注意報のページで、兵庫県南あわじ市に波浪注意報や強風注意報が出ていないかを見てください。注意報が出ている日に開くかどうかは、施設が決めます。施設が休みにする時の決まりは、「開園時間と休み(2024年4月1日から)」の節に書いています。
当日の流れ
- 受付で釣り料金を払う: 4時間か1日かを選びます。最終受付は閉園の2時間前です
- 貸し竿とエサをそろえる: 値段は市のページに書かれていないので、受付で聞きます
- 今の時期に何が釣れているかを聞く: 市のページの季節の魚(下の表)と、市の釣果情報の表が目安です
- 浮体の上で釣る: 子どもには体に合ったライフジャケットを着せます
- 退園の時刻の前に片付ける: 20分を過ぎると割増料金がかかります
料金は時間で区切られる。片付けもその時間の中に入れる
4時間券は、片付けて出るまでの時間も入れて4時間と考えるのが安全です。 市のページは、退園の時間を20分過ぎると、1時間あたり大人300円・小人150円の割増料金がかかると書いています。退園の時刻をいつで数えるかは書かれていないので、入るときに受付で聞いて、片付けの時間を見込んで早めに竿をしまってください。
| 時間 | 大人(16歳以上) | 小人(5〜15歳) | 大人1人と小学生1人の合計 |
|---|---|---|---|
| 4時間 | 1,400円 | 700円 | 2,100円 |
| 1日 | 2,100円 | 1,050円 | 3,150円 |
- 釣りをしない人の入園料は、大人210円、小人100円です
- 回数券(11枚つづり)は、4時間が大人14,000円・小人7,000円、1日が大人21,000円・小人10,500円です
- 4歳以下の料金は、市のページに書かれていません
- 駐車場は無料です。貸し竿とエサの値段は書かれていないので、上の合計には入れていません
海に浮かぶ釣り場で、何が違うか
市のページに書かれているのは、福良の沖に浮かんでいることと、桟橋があることです(メガフロートと桟橋は全面禁煙)。足元の深さ、柵や手すりの高さ、浮体の広さは、市のページに書かれていません。陸の堤防とは足場が違うので、子どもが釣るなら、柵の様子とライフジャケットの決まりを電話で聞いてから行ってください。
無料の駐車場(約180台)があります。 市の案内には「10月1日より通常営業を再開。」とありますが、年の記載はありません。当日の営業は、出る前に施設へ確かめてください。(電話 0799-55-0400)(出典: 南あわじ市「南あわじ市浮体式多目的公園(海釣り公園メガフロート)」)
何が釣れるか
市のページは、季節ごとに次の魚を挙げています。
| 季節 | 市のページに挙がっている魚 |
|---|---|
| 春 | メバル、チヌ、ガシラ、アイナメ、タナゴ、グレなど |
| 夏 | チヌ、ハゲ、アジ、サバ、ハマチ、スズキ、ガシラ、メバルなど |
| 秋 | ハマチ、タイ、イシダイ、アジ、サバ、メバル、グレなど |
| 冬 | タイ、スズキ、カレイ、ガシラ、グレなど |
釣果は、市の釣果情報のページに年度ごとの表(Excel)で出ています(2026年10月13日更新)。どの釣り方で釣れているかは、受付で聞いてください。
行く前に電話で聞くこと
海釣り公園の電話は 0799-55-0400 です(出典: 南あわじ市「南あわじ市浮体式多目的公園(海釣り公園メガフロート)」)。
- 今の営業
- 貸し竿とエサの値段
- 竿の本数・まき餌・投げ釣りなど釣りの決まり
- 柵の様子、ライフジャケットの決まりと貸し出し、子どもは何歳から入れるか
- トイレと手を洗う所の場所
- 釣った魚を入れる氷やクーラーボックスを売っているか、退園の時刻の数え方
持ち帰るとき
釣った魚を持ち帰れるか、氷を売っているか、さばいてもらえるかは、市のページに書かれていません。持ち帰るつもりなら、クーラーボックスと氷、魚を入れる袋を持っていきます。
開園時間と休み(2024年4月1日から)
| 期間 | 時間 |
|---|---|
| 4月〜10月 | 6:00〜18:00 |
| 11月〜3月 | 7:00〜17:00 |
- 最終受付は閉園の2時間前です
- 休園日は毎週火曜日(祝日なら開園し、翌日が休み)と、12月29日〜1月3日です
- 台風など天気の悪い日や、波浪警報が出ているときも休みます
公園の決まり
- ペットは連れて入れません
- メガフロートと桟橋は、全面禁煙です
- 公園の周りは道が狭いので、通るときは気をつけてほしいと市は書いています
- トイレと手を洗う所の場所は、市のページに書かれていません。受付で聞いてください
兵庫県の規則で効くこと
ここは海面の釣り場なので、兵庫県漁業調整規則(令和2年11月26日 規則第48号/改正 令和7年2月18日 規則第2号)が効きます。この釣り場で家族が釣るときに関わるのは、次の2つです。
| 決まり | 中身 |
|---|---|
| 使える釣り方(第40条第1号) | 竿釣りと手釣りは、遊漁で使える漁法に入っている |
| 大きさ(第35条) | ぶり(もじゃこ)は全長15cm以下、まだこは体重100g以下、うなぎは全長20cm以下を採ってはいけない |
ほかの禁止期間や漁法の決まりは、出典の規則の本文で確かめてください。
クロマグロを釣ってしまったときのルール(2026年4月の改正まで反映)
ここはこの施設に限った話ではなく、海で釣りをする人 全員に効く決まりです。水産庁は、船からの釣りも、堤防を含む陸からの釣りも対象だと案内しています。根拠は漁業法第121条第1項に基づく広域漁業調整委員会の指示です。
漁業法施行令の海域の区分では、南あわじ市阿万の沖は瀬戸内海にあたります(和歌山県の紀伊日ノ御埼灯台から、徳島県の伊島と前島を経て蒲生田岬灯台に至る線より内側)。瀬戸内海の委員会の指示は第48号(有効期間は令和7年4月1日から令和9年3月31日まで)で、第51号と第53号で改正されています。改正はどちらも令和8年4月1日から施行です。届出の決まりは、別の第50号にあります。この記事は2026年4月1日施行の改正まで当たった内容です。
小型魚(30kg未満)は採ってはいけません
遊漁者は、瀬戸内海においてくろまぐろ(小型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(小型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。
「小型魚」は30キログラム未満のクロマグロです。水産庁のQ&Aでは、すぐに放すつもりでも、小型魚を遊漁で採ることは禁止とされています。釣れてしまったら直ちに海へ戻します。
大型魚(30kg以上)は、2か月ごとに1人1尾まで
遊漁者は、瀬戸内海において採捕したくろまぐろ(大型魚)を、次に掲げる期間ごとに、一人一尾を超えて保持してはならない。
期間は、4月と5月・6月と7月・8月と9月・10月と11月・12月と1月・2月と3月の6つです。その期間の中ですでに1尾を保持した人は、別の大型魚が釣れたら直ちに海へ戻します。 今その魚を手元に持っているかどうかではありません。
採捕禁止の期間は、狙うこと自体ができません
採れた量が上限を超えそうになると、委員会の会長が期間を決めて大型魚の採捕禁止を公示します。水産庁はこう案内しています。
採捕禁止期間中はくろまぐろを狙ってのキャッチ&リリースを前提とした釣りも禁止
ほかの魚を狙っていてクロマグロが掛かったときは、直ちに放します。今が採捕禁止の期間かどうかは、水産庁の「クロマグロ遊漁の部屋」で確かめてください(出典にリンクがあります)。
大型魚を狙うなら、最初に狙う日の1営業日前までに届出
第50号では、令和8年4月1日から令和9年3月31日までに大型魚を採ろうとする釣り人は、その期間で最初に大型魚を採ろうとする日の1営業日前までに、委員会へ届け出ます。
○届出は年に1度だけで良く、釣りに行く度に届出をしていただく必要はありません。
届出をしていない人は、大型魚を採ってはいけません。 第50号はこう書いています(「1の届出」は、第50号の「二 届出」の1で決められている遊漁者の届出のことです)。
1の届出を行っていない遊漁者は、くろまぐろ(大型魚)を採捕してはならない。くろまぐろ(大型魚)を意図せず採捕した場合には、直ちに海中に放流しなければならない。
大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に報告
大型魚を陸揚げしたら、陸揚げした日から1日以内に委員会へ報告します。報告する事項は8つで、8つ目に届出番号が入っています。尾さ長が分かる写真と、運転免許証など氏名と住所を証する書類の写しも一緒に出します。放流した魚には、報告の義務はありません(水産庁のQ&A)。
行き方
住所は兵庫県南あわじ市阿万吹上町1432番地2です(出典: 南あわじ市「南あわじ市浮体式多目的公園(海釣り公園メガフロート)」)。
- 神戸方面から: 神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原ICを出てすぐの交差点を左へ、道なりに約10分。「八幡」交差点を右へ、道なりに約3分。「福良公民館前」交差点を左へ、道なりに約10分(山の頂上の近くから案内の看板があります)
- 徳島方面から: 淡路島南ICを出て左へ、三叉路を左へ、道なりに約10分。福良警部派出所前の交差点を右へ、向谷交差点を左へ、道なりに約10分
- 電車やバスでの行き方は、市のページに書かれていません
まだ確認できていないこと
- 今の営業(10月1日からの通常営業の再開の年)
- トイレと手を洗う所の場所、柵の様子
- 貸し竿とエサの値段
- 竿の本数・まき餌・投げ釣りなどの釣りの決まり
- ライフジャケットの決まりと貸し出し
- 4歳以下の料金
注意しておきたい点
- 海に浮かぶ釣り公園です。子どもには、体に合ったライフジャケットを着せてください
- 休園日は火曜日です(祝日なら開園し、翌日が休みです)
- 行く前に、電話で今の営業を確かめてください(0799-55-0400)(出典: 南あわじ市「南あわじ市浮体式多目的公園(海釣り公園メガフロート)」)
- 4時間券は、片付けまで入れて4時間と考えてください。退園の時刻を20分過ぎると、割増料金がかかります
出典
- 南あわじ市「南あわじ市浮体式多目的公園(海釣り公園メガフロート)」 — 紹介・通常営業の再開の記載・釣れる魚・料金・開園時間(2024年4月1日から)・休園日・駐車場・エサの販売と貸し竿・注意事項・住所・行き方・電話。2026年5月27日更新。取得日 2026-10-04
- 南あわじ市「南あわじ市海釣り公園釣果情報」 — 年度ごとの釣果の表(R08年度まで)。2026年10月13日更新。取得日 2026-10-13
- 兵庫県漁業調整規則(令和2年11月26日 規則第48号/改正 令和7年2月18日 規則第2号)(兵庫県公式PDF) — 第34条・第35条・第36条第1項・第40条。取得日 2026-10-02
- 水産庁 資料「広域漁業調整委員会について」(PDF) — 漁業法施行令の「広域漁業調整委員会を置く海域」の表。取得日 2026-10-02
- 瀬戸内海広域漁業調整委員会指示 第48号(PDF)/第51号による改正後(PDF)/第53号による改正後(PDF) — 小型魚の採捕禁止・大型魚の6期間ごと1人1尾・報告の8事項(届出番号を含む)・有効期間。第48号の原文は「一人毎月一尾」で、第53号で6期間に改められた(施行は令和8年4月1日)。取得日 2026-10-02
- 瀬戸内海広域漁業調整委員会指示 第50号(PDF) — 大型魚の届出(最初に採ろうとする日の1営業日前まで)・届出をしていない人は採捕できず、意図せず採ったら直ちに放流・管理期間(令和8年4月1日〜令和9年3月31日)。取得日 2026-10-02
- 水産庁「届出制の導入・届出の方法について」 — 令和8年4月から届出制・受付は令和8年1月1日から・届出は年に1度。取得日 2026-10-02
- 水産庁「クロマグロ遊漁の部屋」 — 船釣りも陸(堤防等を含む)からの釣りも対象・採捕禁止期間中は狙ったキャッチ&リリースも禁止・他の魚を狙っていて掛かったら直ちにリリース・その時点の採捕可能/禁止の状況。取得日 2026-10-02
- 水産庁「クロマグロ遊漁の採捕規制に関するQ&A」 — 小型魚はキャッチ&リリース前提でも採捕禁止(Q6)・リリースした個体に報告義務なし(Q7)。取得日 2026-10-02
- 水産庁「採捕報告の方法について」 — 報告は陸揚げ後1日以内に採捕者本人が行う。取得日 2026-10-02
- 気象庁「警報・注意報」 — 市町村ごとの警報・注意報。取得日 2026-10-22
マナーとお願い
釣り場周辺の漁港・港湾施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。
海に浮かぶ市の釣り公園です。行く前に一本、電話で今の営業を確かめてください。