コラム一覧に戻る
釣り・施設ガイド13分で読める

久多川 濃密放流区(京都市左京区)|10月から2月はニジマスを5匹まで。日券3,000円、中学生以下は1,000円

釣り場ガイド

京都市のいちばん北の渓流、久多川で、10月から2月に釣れると公式に書かれているのは、漁協の近くの「濃密放流区」のニジマスです。 漁協の遊漁料金のページは、こう書いています。

10月~3月の期間はニジマスのみ5匹まで持ち帰り可、アマゴ・イワナは禁漁期間につき必ずリリースしてください。

(出典: 久多漁業協同組合「遊漁料金」)

  • 釣れる魚: 10月〜2月の濃密放流区はニジマス。2024年10月から濃密放流区にニジマスを放流する、と公式トップに書かれています(出典: 久多漁業協同組合)。アマゴは3月1日から、イワナは3月16日から、どちらも9月30日まで釣れます(出典: 京都府 久多漁協の遊漁規則 第3条)。3月の扱いは、公式の中で書き方が違います(下の表)
  • 濃密放流区は、漁協の近くの約800mで、1年を通して釣れます(出典: 釣り案内)
  • 料金: 濃密放流区の日券は3,000円、正午からの午後券は2,000円、女性と中学生以下の日券は1,000円です(出典: 遊漁料金)
  • 竿の貸し出しとエサの販売は、公式のページに書かれていません。 竿とエサは持っていくつもりで、漁協に電話(075-748-2130・出典: 久多漁業協同組合)で聞いてください

料金はこの記事の確認日(2026年10月5日)のものです。変わることがあるので、行く前に公式で確かめてください。

家族で過ごすなら(10月〜2月)

  • この記事は、漁協の近くの約800mの濃密放流区(10月〜2月)に絞って案内します。 券は一般区と別です(出典: 釣り案内・遊漁料金)
  • 朝はゆっくり出る家族なら、父は正午からの午後券2,000円が合います。 女性と中学生以下の午後券は料金の表に無いので、子どもは日券1,000円のままです(出典: 遊漁料金・釣り案内)
  • 道中のコンビニで券を買うつもりなら、子どもの分に気をつけます。 ファミリーマート 大原三千院店で買えるのは日券3,000円だけです。女性・子供の券は、漁協・ダイニングcafeいろは・ネット(つりチケ・FISH PASS)・治良吉と京都深夜釣具で買えます(出典: 遊漁料金の表)

家族でいくらか(父・母・小学生1人)

10月〜2月に、父と小学生が濃密放流区でニジマスを釣り、母は見学する場合の例です。公式の料金で確かめられた費用だけの小計です。

項目 金額
濃密放流区 日券(父) 3,000円
濃密放流区 日券(女性・子供券・小学生) 1,000円
確認できた費用の小計 4,000円
竿・エサ 要確認(貸し出しと販売が公式に書かれていない。持っていく)
釣らない人の券 要確認(公式に書かれていない)

(出典: 遊漁料金)

  • 母も釣るなら、女性の日券1,000円が足されます(同上)
  • 正午からなら、父の券は午後券2,000円にもできます(出典: 遊漁料金)。午後券は「半日券」ではなく、正午から使える券です(出典: 釣り案内)。女性と中学生以下の午後券は、料金の表にありません
  • 券は先に買っておきます。 京都府の遊漁規則では、釣り場で漁場監視員に払うときは、日券は表の額の50パーセント以内を足せることになっています(出典: 京都府 久多漁協の遊漁規則 第6条)。漁協も、券を持たずに釣っていたらその場で割り増しの料金をもらう、と書いています(出典: 釣り案内)

券の買える所(濃密放流区)

(出典: 遊漁料金の表)

買える所 日券 3,000円 午後券 2,000円 女性・子供の日券 1,000円
久多漁協(9:00〜17:00・休館日あり) ○ ○ ○
ダイニングcafeいろは(9:00〜17:00・月曜定休) ○ ○ ○
つりチケ・FISH PASS(ネット) ○ × ○
ファミリーマート 大原三千院店(6:00〜23:00) ○ × ×
治良吉・京都深夜釣具 ○ × ○
  • ネットで買った券は、印刷して車のダッシュボードの外から見える所に置きます。印刷できないときは、漁協で印刷してもらえます(出典: 久多漁業協同組合)
  • 漁協は休館日があるので、漁協のGoogleカレンダーで確かめてください(同上)
  • 午後券と、ファミリーマートで買えない女性・子供の券に気をつけてください

行く前に確かめる事

天気と水の様子

出かける前に、国土交通省の川の防災情報で、久多川の観測所の水位と、雨の様子を見てください。久多川に観測所が無い場合、近くの別の川の水位は、久多川の目安になりません。

当日の流れ(10月〜2月)

  1. 券を先に買う(上の表)
  2. 車を停める: 久多川のまわりは、ほとんどが私有地です。土地の持ち主の好意で停めさせてもらっているので、公式の「Google マップの久多川 漁場マップ」で停めてよい所を確かめます。車には、釣る人全員分の車両掲示用の券を、外から見える所に置きます(出典: 遊漁料金)
  3. 濃密放流区で釣る: 券はいつも見やすく身につけておきます。監視員が券を見せてほしいと言うことがあります(出典: 釣り案内)
  4. ニジマスは5匹まで持ち帰り。アマゴとイワナが釣れたら、必ず放します(出典: 遊漁料金)

久多川の3つの釣り場の違い

久多川のます類の釣り場は、一般区・一般区のC&R区間・濃密放流区の3つで、決まりも券も違います(出典: 釣り案内)。

濃密放流区 一般区 一般区のC&R区間
場所 漁協の近くの約800m 久多川と、久多の川合から下流の針畑川(滋賀県との境まで) 上の町の桂橋から上流の砂防ダムまでの約1.8km(支流も・出典: 京都府 久多漁協の遊漁規則 第3条第3項)
10月〜2月 ニジマスを釣れる(1人5匹まで持ち帰り・アマゴとイワナは放す) 一般区の券の期間は9月30日まで。10月からの扱いは公式に書かれていない(漁協に聞く) 公式トップに、2023年のシーズンは10月1日に禁漁期間に入ったと書かれている。今の扱いは漁協に聞く
3月〜9月(アマゴは3月1日・イワナは3月16日から) 4月〜9月はアマゴ・イワナを釣れる(持ち帰れる)。3月は資料によって書き方が違うので、釣れる魚と持ち帰れるかは漁協に電話で確かめる(下の表) 釣れる(持ち帰れる) 釣れるが、魚は全部その場で放す
券 濃密放流区の日券か午後券(年券は無い) 一般区の年券か日券 一般区の年券か日券
釣り方 漁協の遊漁規則のとおり 漁協の遊漁規則のとおり フライ・テンカラ・ルアーだけ(エサ釣りと引っ掛けは禁止)。針はカエシの無い1本針だけ。ビクなどと、エサ釣りの道具は持ち込まない。上流へ一方通行で、釣り下がりは禁止
  • 濃密放流区の券で一般区は釣れず、一般区の券で濃密放流区は釣れません(同上)
  • 長瀬谷と南谷は、完全な禁漁区で立ち入りできません(同上)
  • 漁協の行事の記録のページの2026年の一覧には、10月1日(木)の欄に「禁漁」とあります(出典: 久多漁協 行事の記録)。京都府の遊漁規則の第3条では、ニジマスは1月1日から12月31日まで全区域で釣れることになっていますが、漁協の料金表の一般区の券は9月30日までです(出典: 京都府 久多漁協の遊漁規則・遊漁料金)。10月から2月に一般区で釣れるかは、漁協に聞いてください

3月の扱いは、公式の中で書き方が違います

資料 3月についての書き方
遊漁料金の濃密放流区の注意 10月〜3月の期間は、ニジマスだけ5匹まで持ち帰れ、アマゴ・イワナは禁漁期間なので必ず放す
釣り案内の濃密放流区 3月〜9月はアマゴ・イワナの遊漁期間で、持ち帰れる。10月〜3月はニジマスの遊漁期間
京都府 久多漁協の遊漁規則 第3条 アマゴは3月1日から、イワナは3月16日から9月30日まで
久多漁協 行事の記録(2026年) 3月1日(日)アマゴ解禁
京都府漁業調整規則 第37条 内水面で、あまご(やまめ)は全長12cmを超えるものを10月1日から翌年2月末日まで、全長12cm以下のものを周年、いわなは全長15cmを超えるものを10月1日から翌年3月15日まで、全長15cm以下のものを周年、採ってはいけない

3月に行くなら、どの魚を釣って持ち帰れるかを、漁協に電話(075-748-2130・出典: 久多漁業協同組合)で確かめてください。この記事は、10月〜2月の濃密放流区の案内として書いています。

持ち帰りと持っていく物

  • 竿・仕掛け・エサ: 貸し出しと販売は、公式のページに書かれていません。持っていくつもりで、漁協に聞いてください
  • 持ち帰り: 10月〜2月の濃密放流区は、ニジマスだけを1人5匹まで(出典: 遊漁料金)。クーラーボックスと氷は持っていきます
  • 漁協の事務所に、カエシの無い針(バーブレスフック)とスプリットリングプライヤーが用意されていて、だれが使ってもよいと書かれています(出典: 釣り案内)
  • ゴミは持ち帰ります。久多川は安曇川の支流で、琵琶湖に直接流れ込む川です(同上)

トイレと手洗い

  • トイレと、魚を触った後に手を洗う所は、公式のページに書かれていません。漁協に電話(075-748-2130・出典: 久多漁業協同組合)で聞いてください
  • 民家のある所のほかは、基本的に携帯電話の電波が届きません。C&R区間から上流も圏外です(出典: 釣り案内)。電話で聞くことは、出かける前に済ませておきます

子どもと行くとき

  • 中学生以下は、女性・子供の日券(1,000円)で釣れます(出典: 遊漁料金)。何歳から券が要るかは、公式のページに書かれていません
  • ライフジャケットの決まりと貸し出しは、公式のページに書かれていません
  • 公式の釣り案内は、京都府内のクマの目撃情報マップへのリンクを置いています(出典: 釣り案内)。出かける前に、目撃情報を確かめてください

釣りの決まり(漁協のページと、京都府の遊漁規則)

久多川は、久多漁業協同組合の京内共第12号の第五種共同漁業権の漁場で、京都府が遊漁規則(令和6年1月1日施行)を公開しています(出典: 京都府 久多漁協の遊漁規則)。

家族の釣りで確かめておきたい主な決まり

決まり 京都府 久多漁協の遊漁規則 漁協の釣り案内・遊漁料金
濃密放流区の場所 久多下の町、久多川の万燈籠橋から上流の大宮橋まで(第3条第2項) 漁協の近くの約800m
ニジマスを釣れる期間 1月1日から12月31日まで(第3条) 濃密放流区は通年
アマゴ・イワナを釣れる期間 アマゴは3月1日から、イワナは3月16日から、どちらも9月30日まで(第3条) 3月〜9月
釣り方 手釣と竿釣で、1人1竿(第3条) アミやヤスの使用と夜釣りは禁止
大きさの制限 全長12cm以下のアマゴ、15cm以下のイワナとニジマス、30cm以下のウナギは採ってはいけない(第5条) 12cm以下のアマゴ、15cm以下のイワナ、30cm以下のウナギは採捕禁止
濃密放流区の日券の額 3,000円以内(第6条) 日券3,000円・午後券2,000円・女性と子供の日券1,000円
  • 大きさの制限の書き方が、規則と漁協のページで違います。 規則の第5条は、15cm以下を採ってはいけない魚に「にじます」を入れていますが、漁協のページにはニジマスがありません。15cm以下のニジマスは放してください。京都府漁業調整規則の第37条も、内水面でにじますの全長15cm以下を周年採ってはいけないと決めています(出典: 京都府漁業調整規則)。漁協の今の扱いは、電話(075-748-2130・出典: 久多漁業協同組合)で確かめてください(確かめるまでは、15cm以下は放す)
  • 漁協のページには、ほかに、キャンプ場の外の空き地や河原でのキャンプ・焚き火・バーベキューの禁止、ほかの川の生き物を放すことの禁止、支流の谷の釣果を場所が分かる形でSNSに載せないこと、が書かれています(出典: 釣り案内)
  • 濃密放流区では、資源を守るためにカエシの無い1本針への協力を求めています。フェザージグやエッグフライは禁止していないと書かれています(同上)

行き方

  • 漁協の所在地は、京都市左京区久多下の町37です(出典: 久多漁業協同組合)
  • 道順の文は、公式のページに書かれていません。公式の「Google マップの久多川 漁場マップ」で、漁協と駐車してよい所を確かめてください
  • 冬は道が凍ることがあります。 漁協のSNSや、ロードネット滋賀の冬の道路情報を見てから出かけるよう、公式は書いています(出典: 釣り案内)
  • 公式トップには、国土交通省の「川の防災情報」の、漁協の前の橋のライブカメラへのリンクがあります(出典: 久多漁業協同組合)

まだ確認できていないこと

  • 竿の貸し出し、エサの販売
  • 10月〜2月に一般区で釣れるか、C&R区間の今の禁漁期間
  • 3月に濃密放流区で何を釣って持ち帰れるか(資料で書き方が違う)
  • 15cm以下のニジマスの扱い(規則と漁協のページで書き方が違う)
  • 釣らない人の券、何歳から券が要るか
  • トイレと、魚を触った後に手を洗う所
  • ライフジャケット
  • 濃密放流区のニジマスの数と大きさの目安
  • 車での道順と所要時間

注意しておきたい点

  • 10月〜2月に釣れると公式に書かれているのは、濃密放流区です。ニジマスは1人5匹まで持ち帰れ、アマゴとイワナは放します(一般区は漁協に聞きます)
  • 3月は、資料によって書き方が違います。行く前に電話で確かめます
  • 濃密放流区の券と一般区の券は別です
  • 券は先に買います。現地で監視員に払うと、日券は50パーセント以内の上乗せがあります
  • 竿とエサは持っていきます(貸し出しと販売は、公式に書かれていません)
  • 15cm以下のニジマスは放します(府の遊漁規則)
  • 車は停めてよい所だけに停め、釣る人全員分の券を見える所に置きます。冬は道の凍結に気をつけます

出典

  • 久多漁業協同組合(公式トップ) — 濃密放流区のニジマスの放流(2024年10月から)と持ち帰り5尾・C&R区間の2023年のシーズン・ネットの券の印刷・所在地・電話・営業時間・ライブカメラ。取得日 2026-10-05
  • 久多漁業協同組合「釣り案内」 — 3つの釣り場の違い・完全禁漁区・遊漁規則の要点・大きさの制限・C&R区間の特別規則・濃密放流区(約800m・券・持ち帰り・3月〜9月と10月〜3月の遊漁期間)・バーブレスフックの用意・冬の道路・電波・クマの情報。取得日 2026-10-05
  • 久多漁業協同組合「遊漁料金」 — 2024年からの遊漁料金・買える所の表・券の掲示・駐車・10月〜3月の濃密放流区の持ち帰り。取得日 2026-10-05
  • 久多漁業協同組合 行事の記録のページ — 2026年の行事(3月1日のアマゴ解禁・10月1日の禁漁)。取得日 2026-10-05
  • 京都府 久多漁業協同組合 京内共第12号 第五種共同漁業権遊漁規則(PDF) — 遊漁の方法と期間(第3条)・濃密放流区とC&R区間の場所・体長制限(第5条)・遊漁料と現地での上乗せ(第6条)。令和6年1月1日施行。取得日 2026-10-05
  • 京都府漁業調整規則 — 第37条(内水面の禁止期間と大きさ・あまご〔やまめ〕は全長12cm超が10月1日〜翌年2月末日・12cm以下は周年、いわなは全長15cm超が10月1日〜翌年3月15日・15cm以下は周年、にじますは全長15cm以下が周年)。令和2年11月18日 京都府規則第54号(同年12月1日施行。京都府内水面漁業調整規則は、この規則の附則で廃止)。例規集の原文で確認。取得日 2026-10-22
  • 国土交通省「川の防災情報」 — 観測所ごとの川の水位と雨の様子。取得日 2026-10-22

マナーとお願い

釣り場周辺の漁協施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。

10月から2月は、濃密放流区でニジマスを5匹まで。 券は先に買い、竿とエサは持って、冬は道の凍結を確かめてから。

この記事について

この記事は、YASAKA CAMP運営者(キャンプ・渓流釣り歴のある個人運営者)が、施設の公式情報・公的資料をもとに執筆しています。掲載情報の誤りはお問い合わせからご連絡ください。