コラム一覧に戻る
ハウツー3分で読める

キャンプ場の標高で気温はどう変わるか|100mで0.6℃下がる

キャンプ場完全ガイド

「標高1,000mのキャンプ場って、下界よりどれくらい涼しいの?」「基本情報に標高が書いてあるけど、防寒対策の目安がわからない」——キャンプ場選びで標高を見ても、気温にどう影響するか分からない人は多い。この記事では、標高と気温の関係を解説する。

先に結論を書く。標高が100m上がると、気温は約0.6℃下がる。 これは大気の一般的な性質による目安で、登山・キャンプで広く使われている(出典: soto lover「標高が100m上がると気温は約0.6℃低下する」)。

この記事で分かること:

  • 標高ごとの気温低下の目安
  • 風速が加わるとさらに体感温度が下がること
  • 標高別の服装・防寒対策の目安
  • YASAKA CAMPでの標高の見方

標高100mごとに気温は約0.6℃下がる

標高と気温の関係を目安として整理すると、次のようになる。

標高差 気温の低下目安
+100m 約0.6℃
+500m 約3℃
+1,000m 約6℃
+1,500m 約9℃

(出典: soto loverハピキャン「標高1000m以上のキャンプ場は夏でも涼しい!」

例えば下界の予想最高気温が30℃でも、標高1,000mのキャンプ場では24℃前後まで下がる計算になる。夏の暑さ対策として「標高の高いキャンプ場を選ぶ」という方法が有効なのはこのためだ。一方、標高1,500m以上は夜間に10℃前後まで冷え込むとされ、夏でも防寒具が必須になる(出典: ハピキャン)。

YASAKA CAMPに掲載している小梨平キャンプ場(上高地・標高1,500m)は、上高地公式の月別平均データで8月でも最低気温15.4℃、11月前半は最低気温-1.1℃まで下がると案内されている。標高1,500mクラスでは、夏でも朝晩の防寒着が要ることがこの実例からも分かる。

風速が加わるとさらに下がる

気温だけでなく、風も体感温度に大きく影響する。風速1mで体感温度は約1℃下がるとされる(出典: soto lover)。

例えば実際の気温が5℃でも、風速5mの状態なら体感温度は0℃近くまで下がる計算になる。標高の高いキャンプ場は風も強くなりやすいため、気温の数字だけで防寒対策を決めると誤算が生まれやすい

標高を見てから装備を決める

  • 標高500m未満: 平地とほぼ同じ感覚で問題ない
  • 標高500〜1,000m: 朝晩は羽織るものを1枚多く用意
  • 標高1,000〜1,500m: 夏でもフリース・薄手ダウンを携行
  • 標高1,500m以上: 夜間は10℃前後まで冷え込む前提で、しっかりした防寒具が必要

(気温低下の目安は出典各記事、標高区分の整理はYASAKA CAMP編集部による)

YASAKA CAMPでの標高の見方

YASAKA CAMPの各施設ページでは、公式サイトに記載がある場合に「標高」を基本情報へ掲載している。標高の記載がない施設もあるため、その場合は近隣の観測地点や地図アプリの標高表示を参考にするのが確実。


まとめ

ポイント 内容
気温低下の目安 標高100mごとに約0.6℃
標高1,000mの場合 平地より約6℃低い
風速の影響 風速1mで体感温度が約1℃低下
標高1,500m以上 夏でも夜間10℃前後まで冷え込む
夏の暑さ対策 標高の高いキャンプ場を選ぶのが有効

YASAKA CAMPでは、公式サイトに記載のある施設について標高を基本情報に掲載しています。

キャンプの基礎知識

※気温低下の目安は大気の一般的な性質に基づくものです。実際の気温は天候・地形により変動します。訪問前に最新の天気予報をご確認ください。

この記事について

この記事は、YASAKA CAMP運営者(キャンプ・渓流釣り歴のある個人運営者)が、施設の公式情報・公的資料をもとに執筆しています。掲載情報の誤りはお問い合わせからご連絡ください。

この記事に出てきたキャンプ場