「キャンプ場で花火はできる?」「手持ち花火ならOKって聞いたけど本当?」——予約前に花火のルールを確認せずに行って、現地でがっかりする人は多い。この記事では、キャンプ場の花火ルールの読み方を解説する。
先に結論を書く。手持ち花火は多くのキャンプ場で可能だが、打ち上げ花火・ロケット花火は禁止しているところが多い。 一般社団法人日本オートキャンプ協会が全国136施設を対象に行った調査では、「直火、就寝時間、楽器などの演奏、打ち上げ花火などは、半数以上のキャンプ場で禁止にしている」と報告されている(出典: 日本オートキャンプ協会「オートキャンプ場のルール、マナーに関する調査報告」)。
この記事で分かること:
- 手持ち花火と打ち上げ花火で扱いが分かれる理由
- 花火をするときの最低限の準備
- 「花火禁止」でも例外がある施設の例
- 後片付けのルール
なぜ打ち上げ花火・ロケット花火は禁止されやすいのか
理由は主に2つ。
- 火が燃え移りやすい環境。 「キャンプ場の周りは森や芝生など火が燃え移りやすい環境が多い」ため、上空に飛ぶ花火や火の粉が周囲に落ちるタイプは危険度が高い(出典: CAMP HACK「キャンプ場で花火を楽しみたい人必読!」)
- 騒音・振動の問題。 打ち上げ花火は破裂音が大きく、隣接サイトや近隣住民への配慮が必要になる(出典: 同上)
一方、手持ち花火は多くのキャンプ場で許可されている。 火の粉の飛散範囲が狭く、コントロールしやすいためだ。ただし「禁止」としている施設も一定数あるため、予約前の確認は必須。
花火をするときの最低限の準備
- 消火用のバケツを用意する(水を張ったバケツは必須装備)
- 周囲に可燃物がないか確認する(テント・ガス缶・ゴミ袋など)
- 未使用の花火は高い場所に置く
- 風向きを確認し、隣接サイトに煙が流れないようにする
- 時間を守る(多くの施設で消灯時間までに終えることが求められる。目安は21時まで)
(出典: CAMP HACK「キャンプ場で花火を楽しみたい人必読!」)
「花火禁止」でも例外がある施設がある
YASAKA CAMPに掲載している施設の中にも、花火の扱いが細かく分かれているところがある。
| 施設 | ルール |
|---|---|
| 西浜コテージ村・キャンプ場(山形県) | キャンプ場内・コテージ周辺・川沿いは花火禁止。花火は海岸でのみ可(要後片付け)。キャンプファイヤーは海岸でも禁止 |
| 五十沢キャンプ場(新潟県) | 直火・打ち上げ花火は禁止だが、手持ち花火のみ可 |
| 星に手のとどく丘キャンプ場(北海道) | 焚き火台の使用自体を禁止し、全サイトに石組みの炉を備え付ける方式(花火とは別ルールだが、施設ごとに火の扱いが独自ルール化される例として) |
★「花火禁止」と一括りに書かれていても、施設によっては「特定のエリアでのみ可」「手持ちだけ可」という条件付きのことがある。 一律に諦める前に、施設ごとの基本情報で確認するのが確実。
後片付けのルール
使用済みの花火は水に浸してから処理するのが基本だが、処理方法は施設ごとに異なる(燃えるゴミとして持ち帰り/灰捨て場へ/その他指定の方法)ため、現地のルールに従う必要がある(出典: CAMP HACK)。灰や燃えかすを放置すると、次に利用する人や施設に迷惑がかかる。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 手持ち花火 | 多くの施設で可能。ただし施設によっては禁止 |
| 打ち上げ・ロケット花火 | 半数以上の施設で禁止(燃え移りやすさ・騒音が理由) |
| 準備 | 水を張ったバケツ・可燃物の確認・風向きの確認 |
| 時間の目安 | 消灯時間まで(21時が多い) |
| 例外 | 「特定エリアのみ可」等、条件付きで許可する施設もある |
YASAKA CAMPでは、各キャンプ場の焚き火・花火に関するルールも基本情報に掲載しています。
キャンプの基礎知識
※花火のルールは年度・施設により変更される場合があります。訪問前に必ず各施設の最新情報をご確認ください。