久米島の西側に広がる、夕日が最高だと紹介されている浜です。キャンプ場・シャワー・トイレがあり、利用には久米島町の環境保全課への申請が要ります。
釣りについては、町の公式ページにも観光協会のページにも、一文字も書かれていません。 この記事は、その事実と、沖縄の海で踏みやすい線を整理するものです。
この施設で釣りができるか(確度:未確認)
園内での釣り可否は、管理者に未確認です。
久米島町公式のシンリ浜公園のページに書かれているのは、キャンプ場・シャワー・トイレという設備の列挙と、環境保全課への利用申請の案内だけです。釣りに関する記述はありません(探した語は「釣り」「フィッシング」「釣り禁止」で、該当0件)。
久米島町観光協会のページも、夕日が最高のビーチとしての紹介で、釣りへの言及はありません。
禁止とも書かれていません。 書かれていない、というだけです。
久米島全体としては「黒潮海流が流れ豊かな漁場」「マグロがよく釣れる」という一般的な紹介を見かけますが、これは沖釣り・遊漁船の話である可能性が高く、浜からの陸っぱりの話とは限りません [未確認]。
そもそも、この浜はキャンプの利用自体が申請制です。 釣りをするつもりなら、申請のときに環境保全課へ一緒に聞いてください。 これがいちばん確実です。
利用条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県島尻郡久米島町大原113(〒901-3132) |
| 設備 | キャンプ場・シャワー・トイレ |
| 利用 | 環境保全課へ利用申請(久米島町の公式ページに案内あり) |
| 釣りの案内 | なし(公式ページに記載が見当たりません) |
| 浜の特徴 | 夕日が最高のビーチ(久米島町観光協会の表現) |
料金・利用期間は、本記事では取得していません。 久米島町の公式ページで確認してください。
沖縄の海で使える漁具は6種だけです(第37条)
以下は沖縄県漁業調整規則から転記した内容です。最新の規制は必ず沖縄県または久米島町の公式情報で確認してください。
何人も、次に掲げる漁具又は漁法以外の漁具又は漁法により水産動植物を採捕してはならない。⑴竿釣及び手釣(照明を使用するものを除く。)⑵たも網及び叉手網⑶投網(船を使用しないものに限る。)⑷やす及びは具(発射装置を有するもの並びに潜水器及び簡易潜水器を使用するものを除く。)⑸徒手採捕⑹ひき縄釣
注意してほしい括弧書きが3つあります。
- 竿釣・手釣から「照明を使用するもの」が除かれています。 明かりを使う釣りは、この号に入りません
- やす・は具から「発射装置を有するもの」と「潜水器及び簡易潜水器を使用するもの」が除かれています。 水中銃は使えません
- 投網は「船を使用しないものに限る」です
採ってはいけないものが、はっきり決まっています
造礁さんご類とうみがめの卵(第34条第2項)
何人も、次に掲げる水産動植物を採捕してはならない。⑴うみがめ類の産んだ卵⑵造礁さんご類(いしさんご目、あなさんごもどき科、うみとさか目(石灰軸亜目、角軸亜目及び石軸亜目(むらさきはなづた及びさんご科を除く。)に限る。)、くださんご科及びあおさんご目の刺胞動物をいう。)
サンゴは、生きているものも、拾ったかけらも、持ち帰る前に立ち止まってください。 条文が種類まで名指しで並べているのは、それだけ線がはっきりしているということです。
うみがめ類(第34条)
うみがめ類(たいまい、あかうみがめ及びあおうみがめをいう。)(たいまいにあっては、腹甲の長さ25センチメートルを超えるものに限る。)6月1日から7月31日まで
たいまい(腹甲の長さ25センチメートル以下のものに限る。)周年
産卵期にあたる6月1日から7月31日は、うみがめ類の採捕が禁止されています。たいまいの小さい個体は周年 禁止です。
うみがめは、都道府県の規則以外にも別の法律が関わることがあります(種の保存法・文化財保護法・自治体の条例など)。本記事ではその範囲までは確認していません [未確認]。浜でうみがめや卵を見つけたら、触らずに離れてください。
いせえび類(第34条)
いせえび類(かのこいせえび、しまいせえび、ごしきえび、にしきえび、けぶかいせえび、いせえび、ねったいいせえび及びあまみいせえびをいう。以下同じ。)(体長20センチメートルを超えるものに限る。)4月1日から7月31日まで
いせえび類(体長20センチメートル以下のものに限る。)周年
体長20センチメートル以下は、1年中 採れません。 20センチメートルを超えるものも、4月1日から7月31日までは採れません。
しゃこがい類(第34条)
しゃこがい類(ひめじゃこ、しゃごう、ひれじゃこ、しらなみ、ひれなしじゃこ、おおじゃこ及びとがりしらなみをいう。)(ひめじゃこにあっては殻長8センチメートル、しゃごう、しらなみ及びとがりしらなみにあっては殻長15センチメートル、ひれじゃこにあっては殻長20センチメートル並びにひれなしじゃこにあっては殻長30センチメートルを超えるものに限る。)6月1日から8月31日まで
種類ごとに殻長の基準が違います。 8・15・20・30センチメートルの4段階です。6月1日から8月31日は、基準を超える大きさのものが採れません。
禁止されている漁法(第35条)
何人も、次に掲げる漁具又は漁法により水産動植物を採捕してはならない。⑴三枚刺網(6月1日から9月30日までの期間中に限る。)⑵水中に電流を通じてする漁法
あわび・なまこ・シラスウナギは、期間・大きさを問わず採れません
漁業法第132条(特定水産動植物の採捕の禁止)により、漁業権や漁業許可に基づかずに あわび・なまこ・しらすうなぎ を採捕すると、3年以下の拘禁刑 又は 3,000万円以下の罰金が科される場合があります(罰則は同法第190条)。
クロマグロ(30キログラム未満)は釣っても持ち帰れません
広域漁業調整委員会の指示により、次のとおり定められています。
小型魚(30kg未満)については、キャッチ&リリースを前提とした場合であっても遊漁による採捕は禁止の対象となります
令和8年4月からは、遊漁によりクロマグロを採捕する者や船の全体像の把握するための届出制を導入する
30キログラム以上の大型魚を狙うには、届出が要ります。 令和8年(2026年)4月から施行済みです。
保護水面について
沖縄県漁業調整規則の第33条は保護水面を定めていますが、条文中に出てくる座標・地名は石垣市字川平・字崎枝などで、久米島の指定はこの条文中に確認できませんでした。
ただし、久米島町が独自にサンゴ礁の保護条例や浜での活動制限を定めている可能性は、確認できていません [未確認](探した語は「久米島町 条例 サンゴ 保護」「久米島町 ビーチ 禁止事項」)。
釣れる魚
一次情報での確認は取れていません [未確認]。
観光の紹介記事には「岩礁が多くカラフルな魚が群れる」「豊かな海の生き物」といった一般的な描写があるだけで、魚種の具体名も、「釣れる」という直接の表現もありません。
なお浜の地形については、すぐ沖に環礁があって常に穏やかなラグーン、砂地と岩礁が点在し、干潮時はリーフの切れ目でも沖合1キロメートルまで膝下ほどの水深という紹介があります [推定・非一次]。遠浅だということは、そのぶんリーフの外へ出たくなるということでもあります。 潮位に十分 注意してください。
まだ確認できていないこと
シンリ浜で釣りが許可されているか、禁止されているかの直接の明記は見つかりませんでした [未確認](探した語=「釣り」「フィッシング」「釣り禁止」・該当0件)。
久米島町独自の追加規制(サンゴ礁保護条例、ビーチでの活動制限など)の有無は確認できていません [未確認]。
具体的な釣れる魚種とシーズンは確認できていません [未確認]。
キャンプ場の管理者(久米島町環境保全課)への電話確認は、本記事では実施していません [未実施]。
こんな人に向いている
- 夕日を見て泊まりたい人 — 久米島町観光協会が夕日が最高のビーチとして紹介しています
- 申請を先に済ませられる人 — 利用には環境保全課への申請が要ります。そのついでに釣りの可否も聞けます
- 遠浅の浜が好きな人 — 沖に環礁があり、干潮時は沖合まで浅いと紹介されています
注意しておきたい点
- 施設は釣りを案内していません。 久米島町の公式ページにも観光協会のページにも記載がありません
- キャンプの利用そのものが申請制です。釣りの可否は申請のときに環境保全課へ確認してください
- 造礁さんご類とうみがめ類の卵は採捕禁止です。浜で拾ったサンゴのかけらも、持ち帰る前に立ち止まってください
- うみがめ類は6月1日から7月31日まで採捕禁止。たいまいの小さい個体(腹甲25センチメートル以下)は周年 禁止です
- いせえび類は体長20センチメートル以下が周年 禁止、20センチメートルを超えるものも4月1日から7月31日まで禁止です
- しゃこがい類は種類ごとに殻長の基準が違います(8・15・20・30センチメートル)
- 遊漁者が使えるのは6種の漁具だけ。照明を使う竿釣・手釣、水中銃、潜水器を使うやすは除かれています
- あわび・なまこ・しらすうなぎは、期間・大きさを問わず採れません(漁業法第132条)
- クロマグロは30キログラム未満が採捕禁止です。リリース前提でも禁止です
- 久米島町独自の条例の有無は未確認です
出典
- シンリ浜公園|久米島町公式 — 施設住所(〒901-3132 沖縄県島尻郡久米島町大原113)・設備(キャンプ場・シャワー・トイレ)・環境保全課への利用申請の案内。釣りに関する記述は0件(探した語=釣り・フィッシング・釣り禁止)。取得日 2026-09-07
- シンリ浜|久米島町観光協会 — 夕日が最高のビーチとしての紹介。釣りへの言及なし。取得日 2026-09-07
- ビーチ情報|久米島町 — リンクの存在のみ確認・本文は未取得。取得日 2026-09-07
- 沖縄県漁業調整規則(沖縄県公式PDF) — 第1層の一次。PDF本文から転記。第37条(遊漁者等の漁具漁法の制限・全6号)・第34条(いせえび類/うみがめ類/しゃこがい類の禁止期間と体長・殻長)・第34条第2項(うみがめ類の産んだ卵・造礁さんご類の採捕禁止)・第35条(三枚刺網〈6月1日から9月30日まで〉・水中に電流を通じてする漁法の禁止)・第33条(保護水面。条文中の座標・地名は石垣市字川平・字崎枝など で、久米島の指定は確認できませんでした)。取得日 2026-09-07
- クロマグロ遊漁の採捕規制に関するQ&A(水産庁) — 広域漁業調整委員会指示の一次。「小型魚(30kg未満)については、キャッチ&リリースを前提とした場合であっても遊漁による採捕は禁止の対象となります」・「令和8年4月からは、遊漁によりクロマグロを採捕する者や船の全体像の把握するための届出制を導入する」。取得日 2026-09-07
マナーとお願い
釣り場周辺の漁港・港湾施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。
サンゴは持ち帰らないでください。 沖縄県の規則が種類まで名指しで並べているのは、それだけ持ち帰る人が多いということです。
うみがめや、その卵を見つけたら触らないでください。 産卵期の6月から7月は特にです。離れて、町へ連絡するのが正解です。
リーフの外は、急に深くなります。 干潮時に膝下で歩ける浜だからこそ、潮が変わったときの逃げ場を先に決めておいてください。