涸沼で釣るには、大涸沼漁業協同組合の遊漁券が要ります。 ただし、未就学の子どもと小学生、75歳以上の方は無料です。
茨城県報に載った遊漁規則に、こう書かれています。
前項の規定にかかわらず、未就学の幼児、小学校児童及び75歳以上の者に対する遊漁料は、無料とする。
中学生は当日券200円です。親子で来て、小学生までの子どもが竿を出す分には、遊漁料はかかりません。 大人は当日券600円です。
内水面(河川・湖)の釣りは海面と違い、漁期(解禁日〜終漁日)が魚種ごとに定められています。ここでは季節でなく漁期を軸にまとめます。
この湖に漁業権があるか
あります。 茨城県の漁業権の公示で、涸沼は「茨内共第14号」の漁場です。
茨城県内の涸沼川(涸沼を含む。)及びその支流
公示は涸沼を名指ししています。関係地区には「同郡茨城町」が入っていて、キャンプ場のある茨城町の湖岸もこの区域です。
このエリアは大涸沼漁業協同組合が第五種共同漁業権の免許を受けている水域です。遊漁(釣り)には遊漁承認証(遊漁券)の購入が必要です。
遊漁料・購入方法・遊漁期間の最新情報は、必ず管轄の大涸沼漁業協同組合の公式情報でご確認ください。
釣れる魚と遊漁期間
遊漁規則の対象は、こい・ふな・うなぎ・わかさぎ・えび・うぐい・あゆ・おいかわ・ぼら・はぜの10種です。第4条の表で期間が決まっています。
| 魚種 | 漁具漁法 | 遊漁できる期間 |
|---|---|---|
| はぜ | 竿釣・手釣・徒手 | 1月1日から12月31日まで |
| ふな | 竿釣・手釣・徒手 | 1月1日から12月31日まで |
| こい | 竿釣・手釣・徒手 | 1月1日から5月10日まで、6月11日から12月31日まで |
| わかさぎ | 竿釣・手釣・徒手 | 1月1日から1月20日まで、3月1日から4月30日まで、7月21日から12月31日まで |
| あゆ | 竿釣・手釣 | 6月1日から12月31日まで |
| ぼら・うぐい・うなぎ | 竿釣・手釣 | 1月1日から12月31日まで |
- はぜ・ふな・うなぎ・ぼら・うぐいは一年中です
- こいは5月11日から6月10日まで釣れません
- わかさぎは、1月21日から2月末日までと、5月1日から7月20日までが釣れない期間です
- えび・おいかわは、この表に行がありません。狙うときは組合に確かめてください
- 組合が放流した魚は、放流の日から2週間以内で組合が定める期間と区域では釣れません(第4条第3項)
茨城県内水面漁業調整規則第32条にも、同じ禁止期間があります(こいは全長15センチメートルを超えるもの)。組合の期間と県の禁止期間は、こい・わかさぎ・あゆのどれも食い違っていません。
※当日の水況・水温で釣果は変わります。
入門タックル: 竿釣り(リールを使う竿も竿釣りです)とハゼ・フナ用の仕掛けが基本です。 ※具体的な商品の選び方は準備中です。
遊漁料
| 漁具漁法 | 当日券 | 年間券 |
|---|---|---|
| 竿釣(竿3本まで) | 600円(中学生・肢体不自由者 200円) | 6,000円(同 1,500円) |
| 手釣・すくい網 | 600円(同 200円) | 6,000円(同 1,500円) |
- 未就学児・小学生・75歳以上は無料です
- 肢体不自由者の料金は、申請のときに障碍者手帳を見せます
- 竿4本目からは、1本につき200円が加わります(第7条第3項)
- 釣り場で漁場監視員に払うと、200円が加わります(第7条第4項)。先に買っておくほうが安く済みます
ただし、遊漁を行っている場所において組合の漁場監視員に対して納付する場合には、200円の加算金を併納しなければならない。
買える場所: 茨城町の中では大涸沼漁業協同組合事務所(東茨城郡茨城町下石崎1652)です。茨城県報の遊漁料徴収場所の一覧に、茨城町の釣具店は載っていません。水戸市内では県庁舎1階の高橋売店・上州屋水戸店・キャスティング水戸店などが載っています。
この券は、茨城県内のほかの漁場でも使えます(あゆ・やまめ・いわなを除く)。
第1項に定める遊漁料を納付した者は、あゆ、やまめ、いわな以外の魚種については、第3表に掲げる漁場の全部又は一部(ただし、さくらますについては茨内共第13号及び茨内共第15号を除く)において遊漁を行うことができる。
第3表には、涸沼川(涸沼を含む)のほか、那珂川・久慈川・鬼怒川・小貝川・桜川などの漁場が並んでいます(茨内共第2号から第17号のうち、涸沼を含めて13の漁場)。
投網は涸沼全体で禁止
遊漁規則第5条の禁止区域です。
| 漁具漁法 | 区域 | 期間 |
|---|---|---|
| 投網 | 上流涸沼川に架設された涸沼大橋の上流端より下流涸沼、涸沼川の本支流 | 1月1日から12月31日まで |
涸沼では一年中、投網を打てません。 竿釣り・手釣り・たも網には、この禁止区域はありません。
使ってよい道具の大きさ
遊漁規則第3条の定めです。
- たも網は直径50センチメートル以下、さで網は端口50センチメートル以下
- リール竿は、陸から釣るとき糸の長さ10メートル以内
- 流し網は全長30メートル以内(流し網・投網は口頭の申請ではなく、特別遊漁承認申請書が要ります=第2条第2項)
採ってはいけない大きさ
| 魚種 | 採ってはいけない大きさ |
|---|---|
| こい | 全長15センチメートル以下 |
| うなぎ | 全長23センチメートル以下 |
遊漁規則第6条の定めです。茨城県内水面漁業調整規則第33条も同じ数字です。
しじみは遊漁券の対象外です
しじみは、遊漁規則の対象に入っていません。 涸沼のしじみは、大涸沼漁業協同組合の第1種共同漁業権(茨内共第24号・しじみ漁業)の対象です。
遊漁券で採れる魚種には入っていません。 しじみを採りたいときは、大涸沼漁業協同組合に確かめてください。
茨城県の規則で効くこと
- 水中に電流を通す漁法、潜水器を使う漁法、発射装置を使う漁法などは禁止(茨城県内水面漁業調整規則第34条)
- 火光を使うすくい網は、12月1日から翌年2月末日まで、涸沼川(涸沼を含む)で禁止(第36条)
⚠茨城県内水面漁場管理委員会の指示は、この記事では確認できていません。
施設について
親沢公園キャンプ場は、茨城町が案内する涸沼の湖畔の予約制キャンプ場です。
涸沼周辺のキャンプ場の中では、最も小さい公園ですので、ご予約はお早めに!!
- 芝生のテントサイトに最大25張。洗い場は水だけです
- 料金は1人 大人500円(16歳以上)・小人200円(5歳以上16歳未満)に、テント1張 宿泊2,000円(日帰り1,000円)。町が指定するハイシーズンは1,000円が加わります
- 通年営業で、毎週水曜日(祝日と祝日の前日を除く)と年末年始(12月28日から1月4日)が休みです
- 予約は利用月の2か月前から。当日の予約はできません
- 直火と花火は禁止、ペットは入れません
- 予約と問い合わせは涸沼自然公園管理事務所(029-293-7441)です
町の施設ページには、釣りの案内がありません。 竿とタックルは自分で用意していくものと考えてください。
まだ確認できていないこと
- 茨城県内水面漁場管理委員会の指示
- えび・おいかわの遊漁期間(遊漁規則第4条の表に行がありません)
- 組合が放流のあとに定める禁止の期間と区域(第4条第3項)の、今の掲示
- キャンプ場の番地(町の公式ページに載っていません)
注意しておきたい点
- 遊漁券が要ります。 竿釣りは当日600円、釣り場で監視員に払うと200円が加わります
- 未就学児・小学生・75歳以上は無料、中学生は当日200円
- こいは5月11日から6月10日まで釣れません。全長15センチメートル以下のこいは採れません
- 投網は涸沼全体で一年中禁止
- しじみは遊漁券の対象外です
- 遊漁承認証は携帯し、漁場監視員に求められたら見せます。違反すると遊漁を止められ、遊漁料は返りません(遊漁規則第10条・第12条)
出典
- 茨城県内水面 共同漁業権に関する情報一覧(水産庁 漁業権情報に掲載・PDF) — 漁業権の公示の一覧=漁場の区域を定める文書。茨内共第14号・大涸沼漁業協同組合「茨城県内の涸沼川(涸沼を含む。)及びその支流」、第5種共同漁業(えび・こい・ふな・うなぎ・わかさぎ・うぐい・あゆ・おいかわ・ぼら・はぜ漁業)、存続期間「令和6年1月1日から令和15年12月31日まで」、関係地区「茨城県水戸市、笠間市、東茨城郡大洗町、同郡茨城町及び鉾田市」。茨内共第24号(第1種共同漁業・しじみ漁業ほか)も同じPDF。取得日 2026-09-23
- 茨城県報 号外第109号(令和5年12月28日)(茨城県公式PDF) — 漁協の遊漁規則「大涸沼漁業協同組合茨内共第14号第5種共同漁業権遊漁規則」(72〜77ページ・付則「この規則は、令和6年1月1日から施行する。」)と、遊漁料徴収場所の別表(93〜94ページ)。表の形の部分は画像で読み、本文で書き起こしています。取得日 2026-09-23
- 茨城県内水面漁業調整規則(令和2年茨城県規則第74号)(茨城県例規) — 第32条・第33条・第34条・第36条。取得日 2026-09-23
- 親沢公園キャンプ場(茨城町公式) — 設備・料金・利用期間・予約・注意事項。更新日 令和7年3月21日。取得日 2026-09-23
マナーとお願い
釣り場周辺の漁協施設や私有地への無断立入り・無断駐車はやめましょう。地元の方の生活の場・漁業の仕事場であることに配慮してご利用ください。
小学生までは遊漁料が無料です。 無料でも、期間と大きさのルールは同じです。 15センチメートル以下のこいは、湖に戻してください。
湖・ダム湖に面したキャンプ場です
⚠ ライフジャケットは大人も子供も着用。ひざ下程度の水位でも必要(流れ・深みのリスク)。(出典: 河川財団、国土交通省)
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川での水難事故のほとんどはライフジャケットさえ着けていれば防げた可能性がある。着用は水際から3〜5m陸地側に立ち入る可能性があるときから、こどものひざ下くらいの水位でも必要。子ども用は股下ベルト付きを選ぶ。(出典: 河川財団、国土交通省 河川水難事故防止ポータル)
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湖に落とすと沈んで回収困難。(出典: naturance「野尻湖SUP」、CAMP HACK)
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湖底の石・水際の滑り対策。(出典: naturance「野尻湖SUP」)
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湖畔は朝夕の涼しい時間帯に多い。(出典: フジカーズジャパン)
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