家族で泊まれる2ルームテントが欲しい。でも、寝室とリビングが分かれたテントは種類が多く、サイズも価格帯もバラバラで比較しづらい。区画の広さやキャンプ場までの運搬も考えると、見た目の広さだけで選ぶと後悔しやすいジャンルでもあります。
この記事では、家族4〜5人でのキャンプを想定し、DOD「カマボコテント3S」「カマボコテント3M」、コールマン「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+」の3モデルを比較します。
先に結論を言うと、**少人数の家族で区画が狭いサイトも視野に入れるならDOD 3S、大人数家族でリビングの広さを優先するならDOD 3M、暑い時期の日差し・通気対策を重視するならコールマンMDX+**です。
価格、耐水圧、設営サイズ、収容人数まで順番に比べるので、自分の家族構成とよく行くキャンプ場の区画サイズから選んでください。なお、3モデルとも本体だけで20kg前後あるため、徒歩やバイクで荷物を減らしたいソロ・ツーリングキャンプ向けではありません。
目次
- 結論|迷ったら「人数・広さ・暑さ対策」のどれを優先するかで選ぶ
- 価格・耐水圧・設営サイズ・収容人数を一覧比較
- DOD カマボコテント3S|少人数家族・狭い区画でも設営しやすい
- DOD カマボコテント3M|大人数家族・広いリビングを確保したい人向け
- コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+|暑さ対策と通気性を優先する人向け
- 3モデル共通の注意点|区画のサイズは事前に必ず確認する
- YASAKA CAMPで確認したいこと|このテントは施設の区画に張れるか
- 最終結論
結論|迷ったら「人数・広さ・暑さ対策」のどれを優先するかで選ぶ
| 最も重視すること | 選ぶモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 少人数家族・狭い区画でも設営したい | DOD カマボコテント3S | 3モデルで最も軽く(約14.4kg)コンパクト。大人3名の寝室スペース |
| 大人数家族・リビングの広さ | DOD カマボコテント3M | 大人5名の寝室スペースに加え、大人10人がくつろげるとされるリビング |
| 暑い時期の日差し・通気対策 | コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+ | 日光を90%以上ブロックする生地とワイドエアメッシュを採用 |
価格・耐水圧・設営サイズ・収容人数を一覧比較
| 比較項目 | DOD カマボコテント3S | DOD カマボコテント3M | コールマン MDX+ |
|---|---|---|---|
| 確認時価格(税込・2026-08) | 約62,700円 | 約78,638円 | 約72,980円(参考価格109,780円) |
| 重量 | 約14.4kg | 約19.5kg | 約20kg |
| 設営サイズ(外寸・間口×奥行×高さ) | 約W250×D500×H185cm | 約W300×D640×H195cm | 約W560×D340×H215cm |
| 収納サイズ | 約W68×D28×H28cm | 約W69×D35×H31cm | 約Φ34×74cm |
| 耐水圧 | アウター約3,000mm/フロア約5,000mm | アウター約3,000mm/フロア約5,000mm | フライ約3,000mm(寝室)・約2,000mm(リビング)/フロア約2,000mm |
| 収容人数(寝室スペース目安) | 大人3名 | 大人5名 | 4〜5人用 |
| 構造 | トンネル型(縦長) | トンネル型(縦長) | クロスフレーム型(横長) |
※価格・耐水圧・サイズ・重量はいずれもメーカー公式サイトまたはAmazon商品ページ掲載のメーカー公称値です(出典は各モデルの見出し内に記載)。
DOD カマボコテント3S|少人数家族・狭い区画でも設営しやすい
大人2人と子供1人程度の家族や、区画がそれほど広くないキャンプ場を使うことが多い人には、DOD カマボコテント3Sが選びやすい。3モデルの中で最も軽く(約14.4kg)、設営サイズも最もコンパクトだからです。
「Mサイズは大きすぎる」という声に応えるコンパクトサイズ
DODの公式サイトによると、組立サイズ(外寸)は約W250×D500×H185cm、収納サイズは約W68×D28×H28cm、重量は約14.4kg(出典: DOD公式サイト)。耐水圧はアウターテントが約3,000mm、インナーテントフロアが約5,000mmで、後述するカマボコテント3Mと同水準の防水性能を保ったまま、サイズだけをコンパクトにした構成です。
収容人数は大人3名(寝室スペース目安)。カマボコテント3の「M」を検討して「うちには大きすぎる」と感じた家族向けのサイズという位置づけです。
購入前に確認したい弱点|奥行約500cmという細長い形状
トンネル型構造のため、間口(約250cm)に対して奥行(約500cm)が長い、細長い形状になります。正方形に近い区画を想定していると、実際に設営してみて「奥行が思ったより必要だった」となりやすい点は購入前に確認しておきたい。
また、大人数(4〜5人以上)での使用には向きません。人数に余裕を持たせたい場合は、次に紹介するカマボコテント3Mを検討してください。
DOD カマボコテント3Sが向いている人
- 大人2人+子供1人程度の少人数家族でキャンプする
- 区画がそれほど広くないキャンプ場を使うことが多い
- 車からサイトまでの運搬・設営の負担をできるだけ軽くしたい
- カマボコテント3Mのサイズ感に「大きすぎる」と感じている
反対に、4〜5人家族や来客を含めたグループキャンプが多い人には手狭に感じられます。少人数での身軽さを優先するなら、この3モデルではDOD 3Sが最有力です。
DOD カマボコテント3M|大人数家族・広いリビングを確保したい人向け
4〜5人家族や、来客を含めたグループキャンプが多い人には、DOD カマボコテント3Mが選びやすい。大人5名分の寝室スペースに加えて、リビングスペースも広く確保できるからです。
大人5名の寝室に加え、広いリビングスペース
DODの公式サイトによると、組立サイズ(外寸)は約W300×D640×H195cm、収納サイズは約W69×D35×H31cm、重量は約19.5kg(出典: DOD公式サイト)。耐水圧はアウターテントが約3,000mm、インナーテントフロアが約5,000mmで、3Sと同じ防水性能を維持しています。
収容人数は大人5名(寝室スペース目安)。DOD公式では「大人10人がくつろげる程のリビングスペース」とも案内されており、寝室とリビングを合わせた総合的な広さを重視する家族向けのサイズです。
購入前に確認したい弱点|約19.5kgの重さと奥行約640cmの区画要件
重量は約19.5kgで、3Sより約5kg重くなります。車移動なら大きな負担にはなりませんが、サイトまでの距離がある場合は考慮が必要です。また、奥行が約640cmと3Sよりさらに長くなるため、区画の奥行が確保できるキャンプ場かどうかは設営前に必ず確認してください。
DOD カマボコテント3Mが向いている人
- 4〜5人家族、または来客を含めたグループキャンプが多い
- 寝室とは別に広いリビングスペースを確保したい
- 奥行約640cmを確保できる区画のキャンプ場を使うことが多い
- カマボコテント3の「快適性」を大きめのサイズで享受したい
反対に、区画の奥行に余裕がないキャンプ場を使うことが多い人には不向きです。広さを優先するなら、この3モデルではDOD 3Mが最有力です。
コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+|暑さ対策と通気性を優先する人向け
夏場のキャンプが多く、日中の暑さやテント内の温度上昇が気になる人には、コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+が選びやすい。日光を90%以上ブロックする生地と、通常より通気性の高いメッシュを採用しているからです。
日光90%以上ブロックのダークルームテクノロジーとワイドエアメッシュ
コールマン公式オンラインショップによると、設営サイズ(間口×奥行×高さ)は約W560×D340×H215cm、収納サイズは約Φ34×74cm、重量は約20kg(出典: コールマン公式オンラインショップ)。耐水圧はフライが寝室部分で約3,000mm・リビング部分で約2,000mm、フロアが約2,000mmです。
DODの2モデルとは異なり、間口(約560cm)が奥行(約340cm)より大きい横長の形状。フレームは寝室・リビングともクロスフレーム構造で、日光を90%以上ブロックするダークルームテクノロジーと、通常のメッシュより通気性が高いとされるワイドエアメッシュを採用しています。定員は4〜5人用です。
購入前に確認したい弱点|フロア耐水圧はDODの2モデルより低い
フロアの耐水圧は約2,000mmで、DODの2モデル(約5,000mm)より低い数値です。地面からの浸水リスクを特に重視するなら、グランドシートの併用を検討してください。また、間口約560cmという横長の形状は、区画の形によっては設営しづらい場合があります。
コールマン MDX+が向いている人
- 夏場のキャンプが多く、日中の暑さ・テント内の温度上昇が気になる
- 通気性の高さを重視したい
- 区画の間口(横幅)に余裕があるキャンプ場を使うことが多い
- ダークルーム機能付きの2ルームテントを検討している
反対に、フロアの防水性を最優先したい人や、間口が狭い区画を使うことが多い人には、DODの2モデルの方が向いています。暑さ対策を優先するなら、この3モデルではコールマンMDX+が最有力です。
3モデル共通の注意点|区画のサイズは事前に必ず確認する
3モデルとも本体だけで14〜20kgあり、設営には広い区画が必要です。DODの2モデルは奥行(500〜640cm)が長い縦長、コールマンMDX+は間口(560cm)が広い横長と、必要なスペースの形が異なります。区画の間口・奥行の両方を、訪問予定のキャンプ場で確認してから選ぶと、設営時のサイズ不足を避けやすくなります。
初めて設営する場合は、キャンプ場到着後の明るい時間帯に設営を終えられるよう、余裕を持ったスケジュールを組んでください。
YASAKA CAMPで確認したいこと|このテントは施設の区画に張れるか
2ルームテントは通常のドームテントより大きく、区画によっては設営スペースが足りないことがあります。YASAKA CAMPの施設ページには、公式サイトで公開されている区画サイズの情報が載っている場合があるので、訪問予定のキャンプ場のページで「サイトサイズ」「区画」等の記載を確認してから、この記事の設営サイズ(間口×奥行)と照らし合わせると、現地での設営スペース不足を避けやすくなります。
※現時点でYASAKA CAMPは施設ごとの区画サイズを横断比較できる形では整備していません。この節は「テントを選ぶ前に施設側の区画サイズも必ず見る」という読者への案内であり、特定の施設に「このテントが張れる」と断定するものではありません。
最終結論|少人数ならDOD 3S、大人数ならDOD 3M、暑さ対策ならコールマンMDX+
- 少人数家族・狭い区画でも設営したい → DOD カマボコテント3S(約62,700円・約14.4kg)
- 大人数家族・リビングの広さ → DOD カマボコテント3M(約78,638円・約19.5kg)
- 暑い時期の日差し・通気対策 → コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+(約72,980円・約20kg)
家族構成とよく行くキャンプ場の区画サイズ、優先したい機能の3つを照らし合わせれば、この3モデルから迷わず選べます。
焚き火台も合わせて検討している人は、家族向け焚き火台3モデル比較も参考にしてください。
※価格は2026年8月時点の確認値です。実際の価格・在庫は各販売ページでご確認ください。設営サイズ・耐水圧等の数値はメーカー公称値であり、実測値ではありません。